星野陸也、スプーンでも300ヤードぶっ飛ぶ秘密は上体の大捻転とネバる右足
一流選手の連続写真から本当にアマチュアが学べるポイントだけを、プロコーチのパイオニア内藤雄士がクローズアップして解説。2018年国内男子ツアーで初優勝を挙げた大器・星野陸也は「和製ダスティン」!?(※ALBA757号掲載)
配信日時:2019年2月18日 09時45分
星野陸也のドライバー連続写真(正面)
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星野陸也のドライバー連続写真(後方)
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上下の連動性により、飛んで、曲がらない!
「練習ラウンドに同行したことがあるのですが、ラクに振っているように見えるのに、余裕で300ヤードを超えていました。
その飛距離が出せるのは、トップで完全に右肩が見えて、90度以上も上半身が大捻転できるからです。
これはローリー・マキロイなど、世界の飛ばし屋の共通点になっている動き。それだけ捻転しながら、ダウンスイングでは下半身が流れずに、インパクトできています。
インパクトで右足が伸びていて、右足の内側に“ハリ”があるのが素晴らしい! ここで右足を踏ん張っているから、下半身が流れないのです。右足を踏ん張ることで、頭の位置も右サイドに残るので、ビハインド・ザ・ボールの姿勢でヘッドスピードを上げることができます。もし、ここで下半身が左に流れてしまうと、上半身の捻転パワーも十分に生かせません。
ダウンスイングのときには大捻転した上半身を戻すタイミングで、腰から下はジャンプするように伸ばしている。この上下の連動した動きによって爆発的な飛距離を生んでいます。
これがジャスティン・トーマスなど、米国ツアーで世界の最先端とされるスイング。星野陸也もインタビューしたときに、「僕は曲がらないのがセールスポイントです」と語っていました。それを可能にしているのが上半身の捻転と、下半身のネバりによる連動性なのです」
その飛距離が出せるのは、トップで完全に右肩が見えて、90度以上も上半身が大捻転できるからです。
これはローリー・マキロイなど、世界の飛ばし屋の共通点になっている動き。それだけ捻転しながら、ダウンスイングでは下半身が流れずに、インパクトできています。
インパクトで右足が伸びていて、右足の内側に“ハリ”があるのが素晴らしい! ここで右足を踏ん張っているから、下半身が流れないのです。右足を踏ん張ることで、頭の位置も右サイドに残るので、ビハインド・ザ・ボールの姿勢でヘッドスピードを上げることができます。もし、ここで下半身が左に流れてしまうと、上半身の捻転パワーも十分に生かせません。
ダウンスイングのときには大捻転した上半身を戻すタイミングで、腰から下はジャンプするように伸ばしている。この上下の連動した動きによって爆発的な飛距離を生んでいます。
これがジャスティン・トーマスなど、米国ツアーで世界の最先端とされるスイング。星野陸也もインタビューしたときに、「僕は曲がらないのがセールスポイントです」と語っていました。それを可能にしているのが上半身の捻転と、下半身のネバりによる連動性なのです」