畑岡奈紗〜ブレない下半身は女子プロイチ!安定ショットは右足キックで作る
一流選手の連続写真から本当にアマチュアが学べるポイントだけを、プロコーチのパイオニア内藤雄士がクローズアップして解説。日本のエース格となった畑岡奈紗の“別格”スイングをひも解く(ALBA762号掲載)
配信日時:2019年2月19日 07時45分
強い右足キックのコツは?おへそを正面に向けたままテークバック
おへその意識で下半身が動かない
「よく“下半身を安定させる”というレッスンがあります。それは下半身を止めた状態で、上半身を回すことで捻転差を作るためですが、実は安定させないといけないのは下半身だけでなく、おへそ部分まで安定させないと、胸椎との捻転差は生まれません。
捻転と言うと上半身と下半身だけの話になりがちなのですが、実はおへその下の丹田部分と胸椎に捻転差があることがポイントなのです。
畑岡のテークバックをみると、もちろん右ヒザは動いていません。さらにおへそ部分も正面を向いたままテークバックさせているので、両肩と胸が大きく回って、パワーをためられています。
アマチュアの人を見ていると、せっかく下半身は頑張っているのに、おへそ辺りが“ゆるゆる”になっている人が多いので、おヘソにしっかり力を入れておくこともポイントです。これだけで重心を低く保ちやすくなります」
捻転と言うと上半身と下半身だけの話になりがちなのですが、実はおへその下の丹田部分と胸椎に捻転差があることがポイントなのです。
畑岡のテークバックをみると、もちろん右ヒザは動いていません。さらにおへそ部分も正面を向いたままテークバックさせているので、両肩と胸が大きく回って、パワーをためられています。
アマチュアの人を見ていると、せっかく下半身は頑張っているのに、おへそ辺りが“ゆるゆる”になっている人が多いので、おヘソにしっかり力を入れておくこともポイントです。これだけで重心を低く保ちやすくなります」