方向を気にするとパットは上達しない!タッチを磨くボール寸止めドリル【パターレッスン】
グリーンの複雑な傾斜、芝目を読み解くのは難しい。しかし、そんなライン読みにこそ、ゴルフの楽しさがある。今回の講師は石井忍、タテの距離感を磨くドリルを紹介(ALBA680号掲載)
配信日時:2019年3月3日 23時00分
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【ボール寸止めドリルのコツ】
棒に寄せるドリルを本番で生かすには、カップの50センチ先に棒が置いてある状況をイメージする。カップを意識せず、棒に寄せる感覚でストロークすれば、自然とボールがカップに寄る。方向ではなく、タテの距離感を意識することがポイント。1メートル四方のエリアにボールを止める技術が身につけば、ほぼ確実に2パットで上がれる。
棒に寄せるドリルを本番で生かすには、カップの50センチ先に棒が置いてある状況をイメージする。カップを意識せず、棒に寄せる感覚でストロークすれば、自然とボールがカップに寄る。方向ではなく、タテの距離感を意識することがポイント。1メートル四方のエリアにボールを止める技術が身につけば、ほぼ確実に2パットで上がれる。
方向性よりも“タテの距離感”を身につけることが重要
「パッティングの時、ボールの打ち出し方向ばかりを気にしていませんか?これは大きな間違い。方向性を気にするよりも、ボールを狙った距離に止めるタテの距離感を身につけることが重要なのです。
棒の手前1メートル四方のエリアにボールが入れば合格。広く感じるかもしれませんが、棒の手前にカップを想定した時、返しのパットは1メートル以内になりますよね。
最初は短い距離で練習して、徐々に距離を伸ばしながら、タテの距離感を磨いてください(石井)」
棒の手前1メートル四方のエリアにボールが入れば合格。広く感じるかもしれませんが、棒の手前にカップを想定した時、返しのパットは1メートル以内になりますよね。
最初は短い距離で練習して、徐々に距離を伸ばしながら、タテの距離感を磨いてください(石井)」
ストレートだけでなく、スライス、フックなど曲がるラインも練習することでよりタッチを磨ける。ボールが曲がるラインで練習する場合は、棒の置き方を変える。右に曲がるラインなら棒を時計回りに、左に曲がるラインなら反時計回りに動かす。
連載
上級者の経験値を聞く〜「巧者のライン読み」