ラインの取り方によって合うパターは変わる〜浅めに読む人はフェースインサート有がいい!【パターレッスン】
グリーンの複雑な傾斜、芝目を読み解くのは難しい。しかし、そんなライン読みにこそ、ゴルフの楽しさがある。今回の講師は金亨成、パターフェース素材の違いで感じるフィーリングについて聞いた(ALBA677号掲載)
配信日時:2019年3月11日 23時00分
プロは試合に複数のパターを持っていく。それはグリーンによってタッチの合いやすいパターが違うから。ちなみに金亨成プロは、スピードが速く切れ幅の大きいグリーンでは、曲がりが少ないインサート有を選択することが多いという
フェースインサート有・無の違いは…?
「いままでたくさんのパターをテストしてきて、気づいたことがあります。あくまで私の感覚ですが、それはフェースの素材によって同じラインでも、切れ幅が異なることです。
その理由はフェース素材によって反発力が異なり、同じ距離を打つ場合でもボールを打つ強さが変わるからです。具体的には反発力のあまり強くないインサート有は強くヒットできるので切れ幅が小さくなります。
僕のようにラインを浅めに読んで打ちたいタイプの人は、フェースインサート有のパターを選びましょう。これだけで正しいラインがイメージしやすくなりますよ(金)」
その理由はフェース素材によって反発力が異なり、同じ距離を打つ場合でもボールを打つ強さが変わるからです。具体的には反発力のあまり強くないインサート有は強くヒットできるので切れ幅が小さくなります。
僕のようにラインを浅めに読んで打ちたいタイプの人は、フェースインサート有のパターを選びましょう。これだけで正しいラインがイメージしやすくなりますよ(金)」
最近のパターはフェース素材による反発の差が小さい
最近ではインサート無でもフェースに溝を入れて反発力を落としたモデルがある。また、インサート有でも金属のカバーを使用して反発を高めていることも。フェースによって切れ幅が変わる特徴を知った上でパターを選びたい。
インサート有/フェース反発が弱めのインサート有は強くストロークできるため、同じ距離を打つ場合でも、カップ付近での切れ方が小さい
インサート無/フェース反発が強いインサート無のパターは同じ距離でもインパクトが弱めになる。打ち出し速度は速くなるが、カップ付近で大きく切れる
連載
上級者の経験値を聞く〜「巧者のライン読み」