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    振り幅の大きさで距離感は作れない!?ヒントはボウリング投げにあり【パターレッスン】

    グリーンの複雑な傾斜、芝目を読み解くのは難しい。しかし、そんなライン読みにこそ、ゴルフの楽しさがある。今回の講師は堀尾研仁、距離感を養う秘訣を聞いた(ALBA685号掲載)

    配信日時:2019年3月18日 23時00分

    • レッスン
    目次 / index
    実際に手でボールを投げてコロがし、カップに寄せる練習がおすすめ。距離感が磨かれると共に、パターで打つよりもボールのコロがりが見えるので、ラインをイメージする力も向上する。片山晋呉もストローク前のルーティンで手を振って、ボールのコロがりをイメージしている
    実際に手でボールを投げてコロがし、カップに寄せる練習がおすすめ。距離感が磨かれると共に、パターで打つよりもボールのコロがりが見えるので、ラインをイメージする力も向上する。片山晋呉もストローク前のルーティンで手を振って、ボールのコロがりをイメージしている
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    ルーティンに取り入れるのをおすすめします

    「振り幅で距離を合わせようとする場合、大きく振ってゆるんだり、逆に小さく振ってパンチが入ったりとさまざまなストロークミスが起こります。

     これはヘッドスピードを意識していないから。本来、パターでは振り幅よりもヘッドを振る速さを考えるべきなのです。

     ぜひ試してほしいのは、ボウリングのように手でボールをコロがす練習です。実は、ボールを投げるときに腕を振る速さとボールを打つヘッドの速さはほとんど同じ。投げてカップに寄せる感覚を磨くと、パターの距離感も磨かれます。片山晋呉のように、ルーティンに取り入れるのもおすすめですよ(堀尾)」
    ボールを投げる腕の速さとヘッドを振る速さは同じ

    パターでは、ヘッドスピードとボール初速はほぼ同じになる。これはボールを投げる場合も同じ。カップに寄る強さでボールを投げたときの腕の速さでストロークすると距離が合う。
    振り幅を意識するとインパクトが一定しない

    たとえ同じ振り幅であっても、ヘッドスピードが違えば、当然、コロがる距離も変わる。振り幅だけを意識すると、インパクトの強弱で距離感を合わせてしまい、かえってミスが多くなる
    解説・堀尾研仁(ほりお・けんじ)/1971年生まれ。KEN HORIO GOLF ACADEMY主宰。ツアープロコーチとして数々の選手を指導してきた経験を持つ



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