上りのストレートが6時!ラインに迷ったらカップを時計に見立てる【パターレッスン】
グリーンの複雑な傾斜、芝目を読み解くのは難しい。しかし、そんなライン読みにこそ、ゴルフの楽しさがある。今回の講師も堀尾研仁、カップを中心とした文字盤をイメージするって?(ALBA683号掲載)
配信日時:2019年3月25日 23時00分
上りのストレートになる6時を基準にして、12時〜6時はフック、6時〜12時はスライスと考える。最も大きく切れるのが、真横に位置する3時のフックと9時のスライス。自分のボールが何時の位置か考えると、ラインがわかる。受けグリーンに対してヨコの位置からカップの傾きを見ると、6時の地点が特定しやすい
6時の位置を基準に左はスライス、右はフックになる
「傾斜が微妙で、スライスか、フックか迷ったときにおすすめの方法を紹介します。それは、カップから最も低い位置を見つけること。カップに正対して直立し、足のウラで傾斜を感じながら探しましょう。そこを時計の6時に見立て、カップを中心とした文字盤をイメージするのです。
この場合、6時の位置からは上りのストレート、真逆の12時は下りのストレートになります。そして、真横に位置する3時はスライス、9時はフック。それらを基準にすると、例えば8時の位置なら上りのスライスと判断できます。読みが正確になって、カップイン率も上がりますよ(堀尾)」
この場合、6時の位置からは上りのストレート、真逆の12時は下りのストレートになります。そして、真横に位置する3時はスライス、9時はフック。それらを基準にすると、例えば8時の位置なら上りのスライスと判断できます。読みが正確になって、カップイン率も上がりますよ(堀尾)」
直立して両足の高さが水平であれば6時の位置
ボールの位置に屈んで、カップの低い位置を見つけたら、そこに立ってみよう。カップに正対して直立したときに両足の高さが水平であればそこは6時の位置。普段から足のウラの感覚を鍛えておくのがおすすめ。
連載
上級者の経験値を聞く〜「巧者のライン読み」