ユーティリティはラフからレベルブローに打つ!
「ALBA707号 2016年8月25日発売」より
配信日時:2017年6月1日 03時00分
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ユーティリティはラフからレベルブローに打つ!
長い距離をやさしく打てるユーティリティ(以下UT)は、コースで頼りになる存在。少々ライが悪くても、自信を持ってグリーンを狙えばスコア良くラウンドできる。ラフからのショットは「レベルブローに振っている」という絵理香さんがポイントを伝授!
左ヒザを曲げたままならレベルブローに振りやすい!
フェアウェイではダウンブローに打ちますが、ラフでは芝の抵抗を軽減させたいですよね。その場合は、ボールの手前約10センチからヘッドを入れ、レベルブローに振ることを心がけています。ボールの手前10センチからクラブを滑らせることにより、球が上がりやすくなるんです。
大きくスイングを変えることはありませんが、レベルブローに振りたいラフでは、体の高さをキープすることを強く意識しています。
ポイントは腰を地面と水平に回すこと。そのために“左ヒザは曲げたまま”にしています。こうすると体重移動もスムーズに、方向性だって良くなります。反対に左ヒザが伸びれば右サイドが下がりやすく、すくい打ちになってしまいます。一方、左ヒザの高さを維持できても、体の回転がないとクラブが鋭角に入りやすくなってしまいます。
ポイントは腰を地面と水平に回すこと。そのために“左ヒザは曲げたまま”にしています。こうすると体重移動もスムーズに、方向性だって良くなります。反対に左ヒザが伸びれば右サイドが下がりやすく、すくい打ちになってしまいます。一方、左ヒザの高さを維持できても、体の回転がないとクラブが鋭角に入りやすくなってしまいます。
左ヒザを曲げたままスイングをする他にクラブを短く持つこともオススメです。コンパクトなスイングを意識しやすく、左ヒザの高さもキープしやすくなりますよ。
次回は「コロがしアプローチの極意」
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