左尻につっかえ棒で…股関節で重い球が打てる 【讃岐のヒデキ!パットレッスン第1回】
スコアが90台という人は、1ラウンドで40パット前後打っている。もしそれが30パットになったら、常に80台で回れるし、70台の可能性もある。ツアー初のパッティングコーチの南秀樹が極意を伝授(※ALBA727号掲載)
配信日時:2019年3月27日 09時00分
手先で打つ人はバックスイングが大きくなりがち、バックスイングを小さくとれば、体幹を使わないとボールを遠くにコロがせない。左股関節で体重を受け止めて大きなフォローでボールを押していく。左尻にクラブのつっかえ棒があれば、左股関節で打てる
体幹で押していく動きがわかる!
「皆さん、前のラウンドで何回3パットしたか覚えていますか?アベレージゴルファーにとってスコアに直結するのは『OB』と『3パット』です。どちらを減らすのが簡単かというと、絶対に3パット。
ドライバーはフルスイングするので、かなり練習量が必要です。でもパットは家の中でコツコツ練習できる。まずは1ホール2パットとして、1ラウンド36パットで回ること。そしてゆくゆくは30パットを目指してほしいと思っています。
実は私、いまはパッティングコーチという肩書きがありますが、昔はパターがすごく苦手だったんです。カップ際でよれてしまう軽い球で、どうしたらきれいな順回転でコロがる重い球を打てるか、そればっかり考えていました。
ドライバーはフルスイングするので、かなり練習量が必要です。でもパットは家の中でコツコツ練習できる。まずは1ホール2パットとして、1ラウンド36パットで回ること。そしてゆくゆくは30パットを目指してほしいと思っています。
実は私、いまはパッティングコーチという肩書きがありますが、昔はパターがすごく苦手だったんです。カップ際でよれてしまう軽い球で、どうしたらきれいな順回転でコロがる重い球を打てるか、そればっかり考えていました。
行き着いた答えは、ショットと同じように体幹を使ってフォローでボールを押していくこと。左股関節で体重を受け止めてフォローを出せば、頭の位置が動かず、コロがりが良くなるんです。左尻にクラブでつっかえ棒をして打つと、左股関節で受け止める感覚がわかります。ショットにもつながるので試してみてください」(南)
連載
讃岐のヒデキ〜1ラウンド「30パット」への道