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いきなりダボを打ちたくない!スタートホールの準備リスト(講師・真板潔)

いきなりダボを打ちたくない!スタートホールの準備リスト(講師・真板潔)

ゴルフシーズン到来。久しぶりのラウンドにワクワクしながらコースへ向かう。ところが、スタートホールに立った瞬間、一気に緊張感が押し寄せ、頭の中が真っ白に。1打目、2打目、3打目とミスを繰り返して気がつけば大叩き、とならないよう、出だしホールを無難にまとめる心得を真板潔に学ぶ(※ALBA720号掲載)

配信日時:2019年4月10日 15時00分

【第2打以降の準備リスト】背骨のラインをキープしフィニッシュで右足を踏み出す

アドレス時の背骨のラインに沿って体を回して打つ。それだけでかなりミスを減らせる。背骨のラインが右に大きく傾くと、アオリ打ちとなってダフリやトップを招く。打ち込もうとしすぎると、背骨のラインが左に傾いてザックリしやすいので要注意

アドレス時の背骨のラインに沿って体を回して打つ。それだけでかなりミスを減らせる。背骨のラインが右に大きく傾くと、アオリ打ちとなってダフリやトップを招く。打ち込もうとしすぎると、背骨のラインが左に傾いてザックリしやすいので要注意

◎打った後、右足が1歩前に出るくらいがベター
打ち終わった後、右足を目標方向に1歩出すようにすればレベルブローで打てる

打ち終わった後、右足を目標方向に1歩出すようにすればレベルブローで打てる

アイアンではヘッドを鋭角に下ろさず、緩やかな軌道で下ろしてフェースをボールに直接ヒット。そうして打った後、右足を1歩踏み出すようにすれば、レベルに体を回せて、よりナイスショットが期待できる。
◎緩やかな軌道でボールの赤道よりも下にリーディングエッジから入れる

アドレス時の背骨のラインをキープし、上体を回して打つ

「ドライバーがまずまずの当たりであっても、特にスタートホールの2打目でザックリしたり、はたまたOBしたりすると一気に気分が滅入ってしまいます。その後のプレーにも悪影響を及ぼしかねないので、ティショット同様、2打目以降も確実性重視でいきましょう。

仮にパー5でも飛距離を欲張らずに、自信のあるクラブを手に、大ケガしないことを第一に攻めるのがいいと思います。

ティアップして打つ1打目に対して2打目は芝の上から。とはいえ、無理にダウンブローで打とうとすると、頭が突っ込むなどしてミスの危険性を高くします。

それよりもここで一番に気をつけるべきはスイング軸のキープ。スイング中、頭の位置を前後左右に大きく動かさないようにしつつ、アドレス時の背骨のラインをそのままキープしながら、上体を回して打つことを意識しましょう。それで“朝ニ”のショットも無難にクリアできますよ」


★ファーストアプローチは…手首やヒジを極力使わない★

「絶対に大きなミスは避けたいので、ピンに寄せることよりグリーンに乗せることが最優先。手首やヒジの動きを極力使わずに、腕と肩でできる三角形を維持して寄せていきましょう。大抵のケース、それで対処できるはずです」
手首やヒジの動きを使うとヘッドが鋭角に下りてきて、インパクトが点になる。腕と肩で作る三角形を崩さずに、軽く体を回してヘッドを低く長く動かして寄せる

手首やヒジの動きを使うとヘッドが鋭角に下りてきて、インパクトが点になる。腕と肩で作る三角形を崩さずに、軽く体を回してヘッドを低く長く動かして寄せる

★ファーストパットは距離感を重視する★

「よほど難しいラインの場合を除き、打ち方よりも距離感を重視すべきです。距離感を決めたら、ラインに乗せて打ち出す。距離感さえ間違っていなければ2パットで上がる確率は大いに増します」
傾斜を読んでラインをしっかりと決めたら、どう打つかよりも距離感が大事。入れたい気持ちを抑え、ラインに打ち出すだけだ

傾斜を読んでラインをしっかりと決めたら、どう打つかよりも距離感が大事。入れたい気持ちを抑え、ラインに打ち出すだけだ




講師・真板潔(まいた・きよし)/1959年生まれ、神奈川県出身。85年プロ転向、2000年「サントリーオープン」でツアー初優勝を果たす。パッティングの名手として知られ、2010年のシニアツアー入り後はつねに上位の成績を残し、2016年には年間3勝を挙げている。

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