パターのトゥ打ちでラインがクッキリ見える【讃岐のヒデキ!パットレッスン第5回】
ツアーの練習グリーンで成田美寿々が芋掘りのような格好でパターをタテに振ってトゥでボールをコロがしていた…。ふざけているの?と思って、コーチの南に聞いてみるとちゃんと意味があった(※ALBA731号掲載)
配信日時:2019年4月25日 03時00分
ゴルフは目標が正面にないので方向がズレやすい
「パッティングに限らずゴルフは、体はボール、目標は左、右から左にクラブを振ってボールを飛ばします。それに対し、ダーツやボーリングは体を目標に向けて投げる。実はその方が、方向性やラインのイメージが出しやすいんです。
例えば、すごく切れるフックラインだと、過剰に右を向いて構えてしまうことがある。体は目標ではなくボールに正対しているので、ラインがズレやすいのです。
例えば、すごく切れるフックラインだと、過剰に右を向いて構えてしまうことがある。体は目標ではなくボールに正対しているので、ラインがズレやすいのです。
だったら体の正面から打ち出していけばいい、ということでパターのトゥ打ちを始めました。ルールではラインをまたいで打つことは許されていませんが練習ならOK。ラインのイメージが出るので、難しそうに見えて意外とカップに入ります。
私の生徒はみんなやっている鉄板練習です。本番ではボールの後ろに立って、カップを見ながらパターをタテに素振りしてアドレスに入ってみてください。するとラインに対してピタッと構えられますよ」
私の生徒はみんなやっている鉄板練習です。本番ではボールの後ろに立って、カップを見ながらパターをタテに素振りしてアドレスに入ってみてください。するとラインに対してピタッと構えられますよ」
◎カップに正対してタテに振る方がラインのイメージが出る
打つ前にカップを見ながら、ヨコにパターを素振りして、距離感を掴むのが一般的だ。南はボールを後ろに立ち、パターをタテに素振りをしながらラインのイメージを出す。ラインのイメージが消える前にアドレスに入ると、体の向きがズレにくい。
連載
讃岐のヒデキ〜1ラウンド「30パット」への道