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ローリー・マキロイがスイングで大切にしていること

ローリー・マキロイがスイングで大切にしていること

全米オープンで復帰するローリー・マキロイ。そのスイングの美しさは世界中のゴルファーの憧れ。そこで、ナイキが公開するPRO TIPSから、マキロイ本人が語るスイングで大切にしていることを紹介。動画を見たい人は最終ページからGO!

配信日時:2017年6月15日 09時15分

フェアウェイを確実にキープする (曲げないために)

アゲンストの風や、曲げたくない時は低い球を打つ。アドレスは重心を高くしてクラブをアップライトに構える

アゲンストの風や、曲げたくない時は低い球を打つ。アドレスは重心を高くしてクラブをアップライトに構える

アゲンストの風が強かったり、ボールの落とし所が見えないとき、ティショットには低い球が有効です。

ティアップは低め。アドレスの注意点は高い姿勢で構えること。そうするとシャフトは自然により垂直に近くなり、クラブをアップライトに構えられます。体重のかけ方やボールの位置はいつも通り。

大事なのは球筋を頭の中でイメージすることです。どんな弾道でどこにボールを落とすのかを想像し、あとはそのイメージに合わせて体を動かすのです。頭の中で描いた球筋のイメージに体が反応できればそれがベストです。

狭いグリーンでピンに寄せる (距離のないパー3)

距離はなくても狙いが狭いパー3。大きめのクラブを短く持って、決して強振をしない

距離はなくても狙いが狭いパー3。大きめのクラブを短く持って、決して強振をしない

ロイヤルトゥルーンの8番、通称“切手”ホールのような、距離は短いけれど狙い所が限られているパー3では、長めのピッチショットのイメージで打ちます。

使うクラブを1番手か2番手上げ、グリップを短く握り、ボールをスタンスの少し後ろに置き、完全にすべてをコントロールできるようハーフスイングにします。

このようなパー3では絶対に強く振りません。軽くスムーズにクラブを振ります。

ターゲットはできるだけ小さく絞りたい。グリーンに乗せればバーディチャンスに繋がりますから。漫然とグリーンを狙ってしまうと、ワンオンのチャンスを逃してしまうかもしれません。

ウェッジをコントロールする (アプローチショットの基本)

スタンスや体の向きはターゲットにスクエア。球の高さをコントロールするため、フォローの高さに気をつける

スタンスや体の向きはターゲットにスクエア。球の高さをコントロールするため、フォローの高さに気をつける

普段ボクがよく打っているウェッジショットを紹介しましょう。

まずは目標に対してスクエアに構えます。オープンでもなくクローズでもなく飛球線に対して平行に立ちます。

テークバックは通常のショットと同じ。腕ではなく体でクラブをコントロールします。インパクトではクラブをリリースせずフェース面を変えずにキープ。

ここでは高さを抑えたショットを打っています。ご覧のようにテークバックで重心は体の中心。ダウンでウェイトを左サイドに乗せ、フォローは低く抑えます。低いショットを打つときはフォロースルーも低め。ヘッドがボールを追いかけるようなイメージだと低めのいい球が打てます。


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