【有村智恵先生】左腰をアドレスの位置にロックすれば、もう振り遅れない【教えて!女子プロ先生】
何度打っても右方向に飛んでいくドライバー。有村智恵先生に聞いてみたら、「切り返しの左腰を意識しましょう」と教えてくれた。左腰がルーズだと、フェースが返らずスライスするのだ。
配信日時:2020年2月7日 03時00分
■左腰を回し続けずにピタッと止める
スライスを打たないためのポイント2つ。力みを抜いて上体をリラックスすることと、左腰を意識することです。まず、両手の親指の力を抜くだけで上半身の力が抜けます。指で握るのではなく、肩甲骨で持っているイメージを持つと、手打ち防止にもなります。
アドレスで上体がリラックスできたら、次は“左腰”です。具体的には、切り返しで左腰をアドレス位置に戻したら、その位置でロックしてヘッドを走らせます。左腰が引けたり、回り続けると上体が開いて、振り遅れてしまうんです。切り返しでしっかり左に踏み込んで、左腰が引けないように注意しましょう。
アドレスで上体がリラックスできたら、次は“左腰”です。具体的には、切り返しで左腰をアドレス位置に戻したら、その位置でロックしてヘッドを走らせます。左腰が引けたり、回り続けると上体が開いて、振り遅れてしまうんです。切り返しでしっかり左に踏み込んで、左腰が引けないように注意しましょう。
■トップでは右尻、インパクトでは左尻を上に引っ張る
どうしても左腰がスエーしてしまう人は、お尻の動かし方を練習してみてください。バックスイングでは、左足で地面を蹴って右のお尻をクイッと引っ張り上げ、ダウンスイングからインパクトにかけては、右足で地面を蹴って左のお尻をクイッと高く上げるんです。ヨコではなくタテにお尻を動かすことで軸をキープしたまま体重移動ができるようになります。インパクトで左サイドに壁が生まれ、軸ブレせずスライスも直りますよ。
■グニャグニャストレッチで全身を緩めて力みを防止する
体が硬いとスイング中に力みやすい。肩、肩甲骨、股関節、足首など、全身の関節を緩めるストレッチをすると、より動きがスムーズになってボールをつかまえやすくなります。肩を指で触ったまま、ヒジを前、後ろにグルグル回してみましょう。その際に、ドルフィンキックのようにお腹とヒザを動かすと、全身の関節が緩んで力みにくくなりますよ。
(この記事は2018年9月27日発売のALBA756号、2018年10月11日発売の757号に掲載されました)
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(この記事は2018年9月27日発売のALBA756号、2018年10月11日発売の757号に掲載されました)
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