【松田鈴英先生】アイアンでティを飛ばさずに3球連続で打てますか?【教えて!女子プロ先生】
アイアンの嫌なミスといえば「ダフリ」と「トップ」。さらに、「ロフト通りの飛距離が出ない」と悩むアマチュアゴルファーも多い。松田鈴英先生は「インパクトのときのヘッドの入り方が安定すれば、3つのミスは防げますよ」という。
配信日時:2020年2月14日 16時00分
■高くティアップして9番でボールだけをクリーンに打つ
ダフリやトップが出ない正しいヘッドの入れ方を覚えるためにオススメなのは、ハイティアップドリルです。私は必ず、9番アイアンでこのドリルをしてからスタートします。
まず、写真のように高めにティアップしたボールを3個セット。そして、ティを飛ばさないようにボールだけを打ってください。3球連続でクリーンに打てたらOKです。ボールと一緒にティが飛んでしまう人は、ヘッドが上から入りすぎていたり、反対にあおり打ちになっている可能性があります。
まず、写真のように高めにティアップしたボールを3個セット。そして、ティを飛ばさないようにボールだけを打ってください。3球連続でクリーンに打てたらOKです。ボールと一緒にティが飛んでしまう人は、ヘッドが上から入りすぎていたり、反対にあおり打ちになっている可能性があります。
■上から鋭角に入りすぎても下からあおってもティは飛ぶ
ヘッドが上から鋭角に入ってきやすい人は、打ち急いで上体が早く開いているかもしれません。トップで一度スイングを止めることで、上体の開きを遅らせることができます。すると、リズムが安定して入射角が適正になるはずです。
■右ワキを閉めるとクラブが立って下りてくる
また、クラブが寝てヘッドが下から入る人は、トップで右ワキが開いているかもしれません。バックスイングではクラブが外に上がりますが、ダウインスイングではクラブがループして寝てしまうんです。スイング中、右ワキが開かないように意識すると、クラブを立てて下ろせます。そうすればダフリやトップが出ず、番手なりの飛距離が打てますよ。
(この記事は2019年6月13日発売のALBA774号に掲載されました)
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