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    【成田美寿々先生】アイアンのダフリ対策は5ヤード先のマトに低い球を打つ【教えて!女子プロ先生】

    「アイアンがダフるのは手打ちになっているからですよ」と教えてくれたのはショットメーカーの成田美寿々先生。手打ちを防ぐには、低い球を打つ練習が効果的だという。当たりが分厚くなって、番手通りの距離が打てるぞ!

    配信日時:2020年2月18日 10時00分

    • レッスン
    目次 / index
    5ヤード先の腰の高さにマトをイメージし、そこに当てるつもりで低い球を打つ練習を行う
    5ヤード先の腰の高さにマトをイメージし、そこに当てるつもりで低い球を打つ練習を行う
    • ボールは右足寄りに置き、コンパクトなトップから、フィニッシュは肩の高さでピタッと止める
    • 大きく振ろうとすると、インパクトからフォローで手元が体から離れてしまう。コンパクトなスイングでボールを低く抑えようとすると手元が体から離れない
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    ■7番アイアンで5ヤード先のマトを狙い打ち

    アイアンでダフる原因は、ボールに当てにいって手打ちになったり、上げようとして打点がブレているから。私は当たりが薄くなってきたなーと感じたら、7番アイアンで低い球を打つ練習をします。5ヤード先の腰の高さにあるマトをめがけて打つイメージです。低く打ち出す意識を持つと、前傾が起き上がらずに分厚いインパクトになります。

    ■左足に踏み込んで体の回転でボールをつかまえる

    ボールは右足寄りに置き、コンパクトなトップから、フィニッシュは肩の高さでピタッと止める

    ボールは右足寄りに置き、コンパクトなトップから、フィニッシュは肩の高さでピタッと止める

    このとき、手首をこねてしまうと打点がブレて、ダフリやフックが出るので気をつけましょう。手先ではなく体の回転でボールをつかまえる感覚で打つと、ダフらなくなります。また、右足に体重が残るとリリースが早くなって、ボールを低く抑えることができません。ダウンスイングでしっかり左足に踏み込むと、ハンドファーストにボールをとらえて低く打ち出すことができます。

    ■手元が体から離れないようにコンパクトに振る

    大きく振ろうとすると、インパクトからフォローで手元が体から離れてしまう。コンパクトなスイングでボールを低く抑えようとすると手元が体から離れない

    大きく振ろうとすると、インパクトからフォローで手元が体から離れてしまう。コンパクトなスイングでボールを低く抑えようとすると手元が体から離れない

    低い球を打つ練習のメリットはほかにもあります。肩の高さでピタッとフィニッシュを止めることで、インパクト前後で手元が体から離れにくくなるんです。フルショットばかり打っていてフィニッシュが大きくなると、インパクトもルーズになって、手元が体から離れてしまいます。これではボールを押すことができないので、距離も安定しません。コンスタントに低い球が打てるようになったら、それと同じ感覚でフルショットしてみましょう。

    (この記事は2018年10月11日発売のALBA758号に掲載されました)

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