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【100切り】振り遅れないトップはヘッドカバーを背中側に投げる

【100切り】振り遅れないトップはヘッドカバーを背中側に投げる

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つと、それだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れる。ボールに当てようとする意識が強いとバックスイングは浅くなりがち。ヘッドカバーを投げるドリルで振り遅れないトップを手に入れよう。

配信日時:2020年4月1日 17時00分

両手でヘッドカバーを持ってバックスイングを開始。切り返す直前にヘッドカバーを放して背中側に飛ばせれば、適正なトップを作れる
両手でヘッドカバーを持ってバックスイングを開始。切り返す直前にヘッドカバーを放して背中側に飛ばせれば、適正なトップを作れる

バックスイングの勢いでヘッドカバーを投げる

インパクト直後にタイミングよく左ヒジをたたんでフィニッシュでヘッドカバーと放すと、背中側に飛ばせる。左ヒジが伸びている背中側に投げられない

インパクト直後にタイミングよく左ヒジをたたんでフィニッシュでヘッドカバーと放すと、背中側に飛ばせる。左ヒジが伸びている背中側に投げられない

バックスイングが浅いと、ダウンスイングで上体が早く開いて振り遅れます。かといって、高いトップを意識しすぎると手でクラブを上げることになり、無理に体を回せば上体が起きたり反ってしまう。いずれもドライバーショットは安定しません。

最適なバックスイングやトップの位置は人によって違いますが、それを手に入れるには、ヘッドカバーを投げるドリルが有効です。両手でヘッドカバーを持ち、バックスイングの勢いを殺さずに切り返す直前で放します。ヘッドカバーが背中側に飛んで、ターゲットラインとスタンスラインの間あたりに飛べばOK。体の回転が浅かったり、オーバースイング気味だと、ヘッドカバーはあさっての方向に飛びます。体の回転の勢いで投げるようにしましょう。

また、フォローでは左ヒジが伸びていると、ボールがつかまりません。フォローでも背中側にヘッドカバーを放り投げるようにすると、左ヒジをたたむ動きを覚えられます。インパクト直後に左ヒジをたたむくらいの意識で、クラブがタイミングよく動いてボールがつかまります。

(この記事は2019年4月25日発売のALBA771号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|12分59秒

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1ボールをつかまえるためのストレッチ
2ヘッドカバー投げドリルでボールがつかまる
3傘閉じ動作で球がつかまる握り方
4アドレスの入り方〜体を斜めに傾けて構えに入る
5ボールをつかまえるチョップドリル
和田泰朗
わだ・ひろあき/76年生まれ。宮城県出身。スポーツ医学などを学んだ後、指導者の道へ。会員3万8000人の世界的ティーチングプロ団体WGTFでわずか1%のマスター資格を取得した
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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