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【90切り】UTのコロがしは超オープンに構える

【90切り】UTのコロがしは超オープンに構える

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ユーティリティを使ったコロがしを覚えておけば、上り傾斜でピンまで届かせたいときに重宝するぞ。

配信日時:2020年4月2日 07時00分

体を目標に正対して、ツマ先のラインにボールを置いて打つ。手首をコネたり、体が目標に突っ込んだりしないのでやさしく打てる
体を目標に正対して、ツマ先のラインにボールを置いて打つ。手首をコネたり、体が目標に突っ込んだりしないのでやさしく打てる

体を目標に正対して打つ

UTはロフトが立っていて大きく振る必要がないので、当ててコロがすのは難しくない。だから距離感に集中できる

UTはロフトが立っていて大きく振る必要がないので、当ててコロがすのは難しくない。だから距離感に集中できる

グリーン周りでユーティリティを持つメリットは3つあります。クラブが長いので前傾が起きて、体とボールとの距離を保ちやすい。ロフトが立っているので振り幅を小さくできる。そして、ソール幅が広いので芝の抵抗を受けにくい。3つともアプローチをやさしくする要素です。

でも普段あまり練習する機会がないと思いますので、やさしいと思っていてもユーティリティはなかなか持てませんよね。騙されたと思って試してほしいのは、体を目標に正対して打つこと。バックスイングが上がりにくくなりますが、UTは小さい振り幅でも飛ばせるので問題ありません。それよりもスエーが防げるので、ミート率が上がるメリットの方が大きいのです。

また、体を目標に向ければ、ターゲットへのイメージが増して、距離感や方向性も出しやすくなります。ボールをツマ先のライン上に置けばレベルに当てやすく、振り抜きも良くなります。上り傾斜でピンまでコロがしたいときや、ウェッジショットに自信がなくなったときにも使えるやさしいアプローチです。

(この記事は2019年10月10日発売のALBA782号に掲載されました)

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1ザックリの3つの原因を撲滅!
2逆目はピッチングウェッジを開いてコンパクトに振る
3中途半端な距離は台風の日に傘を握る強さのグリップ
4確実にコロがすにはユーティリティで超オープン
5方向性を出すにはスクエアでツマ先体重
6頭を残さず左ヒジを引けばボールは上がる
岩本肇
いわもと・はじめ/ 74年生まれ。東京都出身。ツアープロを目指していたが、スイング自体に興味を持ちティーチングの道へ。トップアマからアベレージゴルファーまで、様々なタイプのゴルファーのスキルアップをサポートしている。K's Island Golf Academyの看板インストラクター
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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