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【90切り】ピン近は“ルックアップ”でフワッと上げる

【90切り】ピン近は“ルックアップ”でフワッと上げる

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ときには小さくフワッと上げないと寄らない状況もある。パーを諦めずにルックアップ・アプローチを試してみよう。

配信日時:2020年4月1日 22時00分

ダウンスイングで手首の角度を早くほどいてヘッドをリリース。ボールを見ないで早く顔を上げると、ボールはフワッとやわらかく上がる。手元を先行させてボールを見続けると、ボールは低く強く出る
ダウンスイングで手首の角度を早くほどいてヘッドをリリース。ボールを見ないで早く顔を上げると、ボールはフワッとやわらかく上がる。手元を先行させてボールを見続けると、ボールは低く強く出る

体の軸が右に傾きヘッドの軌道が緩やかになる

ピンが近い状況や、下り傾斜から寄せるときに覚えておきたいのが、フワッと上げるアプローチです。フェースを大きく開いてカットに振るなど、難しいショットと思われがちですが、実は「手首の角度を保つ」、「ボールをよく見る」というセオリーを無視すると、簡単に打てます。

フワッと高さを出すのはインパクトゾーンのヘッドの動きがポイント。ダウンスイングで手首を使ってヘッドをリリースすれば、軌道が緩やかになってロフトが寝て当たりやすい。そしてボールをずっと見ようとしないで早めにルックアップすると、体の軸が右に傾き、ボールがやわらかく上がります。これをマスターすれば、絶対絶命の状況からパーを拾える確率が上がりますよ。

(この記事は2019年11月14日発売のALBA784号に掲載されました)

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1ザックリの3つの原因を撲滅!
2逆目はピッチングウェッジを開いてコンパクトに振る
3中途半端な距離は台風の日に傘を握る強さのグリップ
4確実にコロがすにはユーティリティで超オープン
5方向性を出すにはスクエアでツマ先体重
6頭を残さず左ヒジを引けばボールは上がる
岩本肇
いわもと・はじめ/ 74年生まれ。東京都出身。ツアープロを目指していたが、スイング自体に興味を持ちティーチングの道へ。トップアマからアベレージゴルファーまで、様々なタイプのゴルファーのスキルアップをサポートしている。K's Island Golf Academyの看板インストラクター
連載

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