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    【80切り】左手の回し加減で「ちょい強」「ちょい弱」を打ち分ける

    80を切るならバーディチャンスを増やしたい。アイアンでパーオン率を上げることが必要になってくる。悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。特にアイアンはタテの距離感が大事。左手主体の距離の調整法を学ぼう。

    配信日時:2020年4月6日 06時00分

    • レッスン
    目次 / index
    左手の小指をキュッと締めて、フェースを左にターン。するとロフトが立って当たり、キャリーとランが少し増える
    左手の小指をキュッと締めて、フェースを左にターン。するとロフトが立って当たり、キャリーとランが少し増える
    • 左手の親指をボールに押し込むようにフェースローテーションを抑えると、ロフトが寝て当たり、飛距離を少し落とすことができる
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    左手を「左」に回すとプラス5ヤード

    左手の親指をボールに押し込むようにフェースローテーションを抑えると、ロフトが寝て当たり、飛距離を少し落とすことができる

    左手の親指をボールに押し込むようにフェースローテーションを抑えると、ロフトが寝て当たり、飛距離を少し落とすことができる

    ピンまで残り150ヤードだったとしても、ピンが手前か奥かによって、狙い方を変えた方がパーオン率は上がります。例えば、ピンが手前のときにピッタリ打ったときに、少しでもショートするとグリーンに乗りません。反対にピンが奥で少しでもオーバーすると、グリーン奥から難しいアプローチを残してしまいます。

    そこで、左手を意図的に回して、150+5ヤード、150−5ヤードを打ち分けてみましょう。通常150ヤード打てる番手で意識的に左手を「左」に回すと、クラブのロフトが立ってキャリーとランが少し伸びて155ヤード打つことができます。反対に左手を「右」に回すと、ロフトが寝て145ヤードに飛距離を落とすことができます。

    さらに、この左手主体の距離の調整ができるようになると、普通に打ったときの飛距離のバラつきも少なくなる。ピン位置による打ち分けだけでなく、番手間の距離の調整にも役立ちますよ。

    (この記事は2016年8月10日発売のALBA706号に掲載されました)

    ■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
    ■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
    ■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
    北野正之
    きたの・まさゆき/66年生まれ。東京都出身。練習量が少なくても、今までの価値観を変えて、仕組みを理解すれば一瞬で上達できるという。著書に『乗せたい距離を100%乗せるゴルフ』(ベストセラーズ )がある。茨城県のサザンヤードカントリークラブや埼玉県の松原ゴルフアカデミーを中心にレッスン活動を行っている
    連載

    3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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