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    【80切り】ツマ先上がりは“ヒザ立ち”ドリルで上手くなる

    80を切るならバーディチャンスを増やしたい。アイアンでパーオン率を上げることが必要になってくる。悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。ツマ先上がりのライはダフりやすいしショートしがち。“ヒザ立ち”ドリルでツマ先上がりに強くなろう。

    配信日時:2020年4月24日 03時00分

    • レッスン
    目次 / index
    ヒザ立ちでティアップして打ってみよう。バックスイングで右腕をたたみ、フォローで左腕をたたんで腕をしっかりローテーションするとクリーンに当たる
    ヒザ立ちでティアップして打ってみよう。バックスイングで右腕をたたみ、フォローで左腕をたたんで腕をしっかりローテーションするとクリーンに当たる
    • 腕をローテーションすると、ツマ先上がりでもヒザ立ちでも真っすぐ打ち出せる
    • 上体を起こしてヨコ振りすると、ヘッドが低い位置から入ってきて引っかけにくくなる
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    腕のローテーションを“ヒザ立ち”ドリルで確認する

    腕をローテーションすると、ツマ先上がりでもヒザ立ちでも真っすぐ打ち出せる

    腕をローテーションすると、ツマ先上がりでもヒザ立ちでも真っすぐ打ち出せる

    ツマ先上がりでダフってしまうのは、腕のローテーションが行われてないからです。ボールが左に巻くのを恐れて、フェースを真っすぐ出そうとすると、左ワキが空いてしゃくるようなスイングになります。地面が近いツマ先上がりでは、これだと即ダフってしまいますし、運良く当てることができても、ヘッドがボールの下をくぐってショートします。

    腕のローテーションが行われているかどうか確かめるために、ヒザ立ちをして、ティアップしたボールを打ってみてください。バックスイングで右ヒジ、フォローで左ヒジをたたみながら、腕をしっかり振ってフェースを返していくと、ボールを真っすぐ打ち出すことができます。最初から出球が左右に散ったり、手前の地面を叩いてしまう人は、腕のローテーションができていない証拠です。これができれば、ツマ先上がりの傾斜からでも、ダフることなくドローボールを打てるようになるでしょう。

    上体を起こしてヨコ振りする

    上体を起こしてヨコ振りすると、ヘッドが低い位置から入ってきて引っかけにくくなる

    上体を起こしてヨコ振りすると、ヘッドが低い位置から入ってきて引っかけにくくなる

    ツマ先上がりで引っかけやすいという人は、アドレスで上体を起こして、前傾角度を浅くてみてください。そして、「ヨコ振り」のフラットなスイングプレーンで打つと、引っかけにくくなります。ここでも腕のローテーションは忘れずに。反対にタテ振りしてしまうと、傾斜の高い方からヘッドが入ってきてダフるし、アウトサイド・イン軌道で引っかけやすくなります。フックボールが気になる人は、ヨコ振りでインサイドに振り抜けば、曲がり幅をコントロールできます。

    (この記事は2019年2月14日発売のALBA766号に掲載されました)

    レッスン内容を映像で見る|13分0秒



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    1ダウンブローは自分に合ったボール位置がカギ
    2ボールの高さのコントロール〜体を使ったインパクトが肝
    3クラブの長さと前傾角〜短くなれば深くタテ振りに
    4腕のアームローテーションはヒザ立りスイングでマスター
    5ボールを思いどおりに曲げる肝は「スタンスとフェースの関係性」
    6ツマ先上がり&ツマ先下がり攻略
    7ロングアイアンのコツは前傾角とスピン量
    8フェアウェイバンカーは…短く持ち、カラダの回転と同調
    田島創志
    たじま・そうし/76年生まれ。群馬県出身。多彩なテクニックを擁する技巧派で、03年のKBCオーガスタ優勝。現在はJGTO理事兼コースセッティングアドバイザーを務める。米PGAツアー選手の最新スイングを研究して実践。その様子を自身のSNSにアップしている。
    連載

    3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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