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【90切り】“シャンク地獄”は右腕を伸ばせば脱出できる

【90切り】“シャンク地獄”は右腕を伸ばせば脱出できる

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。突如として出るシャンクに悩まされている人は、左腕をダラッと垂らして、右腕一本で内側を振るドリルを試してみよう。

配信日時:2020年4月29日 12時00分

ダラッと垂らした左腕の内側を右腕一本で振ることで、シャンクの原因となるインサイド・アウト軌道とフェースの開きすぎが直る
ダラッと垂らした左腕の内側を右腕一本で振ることで、シャンクの原因となるインサイド・アウト軌道とフェースの開きすぎが直る

左腕をダラッとさせて右手一本で内側を振る

左腕をダラッと垂らすドリルを繰り返すと、体が開きすぎず右肩が高く保たれる。だから右腕をリリースしないとボールに届かなくなる
バックスイングで右腕を曲げて、そのままボールに届かせようとすると、右肩が下がってネックが前に出るのでシャンクしやすい
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左腕をダラッと垂らすドリルを繰り返すと、体が開きすぎず右肩が高く保たれる。だから右腕をリリースしないとボールに届かなくなる
シャンクは、極端なインサイド・アウト軌道やフェースの開きすぎが主な原因です。どちらにも共通するのが右腕の動き。バックスイングでは右腕を曲げたり、ネジったりしてフェースを開きますが、リリースせずにインパクトすると、シャンクが出やすくなるのです。

一番簡単な解決策は、インパクトで右腕を伸ばすこと。そのための練習方法は左腕の内側を右腕で振ることです。両手でアドレスしたら、左手を外してダラっとさせ、そのまま右手一本で左手の内側を振ります。インパクト時の手元が戻る場所を明確にすることで、右腕が伸びやすくなり、内側を振ることで手元が体の近くを通って、インサイドに振り抜けます。つまり、軌道とフェース面の2つが修正できて、シャンクが出にくくなるのです。

(この記事は2019年4月11日発売のALBA770号に掲載されました)

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1距離感が飛躍的に高まる地面コスリ打ちドリル
2右足開き打ちドリルでザックリ・トップ撲滅
3力みがなくなるグリップ〜グーではなくパー!
4ダフリ・シャンクをゼロに!右ヒジ伸ばし打ちドリル
5距離感バッチリ〜フォローの出し方
坂本龍楠
さかもと・りゅうなん/ 81年生まれ。神奈川県出身。大学からゴルフをはじめ、オーストラリアへゴルフ留学。2011年にPGAティーチング資格を取得した。YouTubeの『ゴルフレッスン動画ティーチングプロ坂本龍楠』も要チェック
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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