【90切り】壁の手前でフォローを止めるとランニングアプローチが寄る
90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。上りのランニングアプローチでショートしてしまうのは、フォローの形が不安定だからだ。
配信日時:2020年5月6日 03時00分
ヘッドが走らないように壁の手前で止める
グリーン手前から上りのアプローチ。コロがしで寄せようとして、思ったよりも高く上がってショートしてしまうのは、フォローに問題があります。自分ではハンドファーストにロフトを立てて当てているつもりでも、手首をこねてヘッドが走ってしまっているために打点と高さがバラつくのです。
フォローを意識することで、ランニングアプローチが寄るようになります。壁の1メートル手前に立って振ったとき、フォローでヘッドが壁に当たらないように止めるのが理想です。この形を作るには、手先ではなく、体の回転を意識すること。右サイドでボールを押し込むように、上体を回してクラブを動かしましょう。
フォローを意識することで、ランニングアプローチが寄るようになります。壁の1メートル手前に立って振ったとき、フォローでヘッドが壁に当たらないように止めるのが理想です。この形を作るには、手先ではなく、体の回転を意識すること。右サイドでボールを押し込むように、上体を回してクラブを動かしましょう。
カゴより高く上がらないように5番アイアンで打つ
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1メートル先のカゴの上にクラブを置いて、5番アイアンでその下を通す
壁の練習でハンドファーストの形を覚えたら、ボールの高さを揃える練習をしてみましょう。1メートル先のカゴの上にクラブを置いて、球が上がりすぎない5番アイアンでその下に通すのです。同じ振り幅、同じ速さで、同じ高さに飛ばすのが目的。前傾角度を保って腰を水平に回せば、体の開きが抑えられ、ロフト通りに低くボールを飛ばすことができますよ。
(この記事は2019年4月25日発売のALBA771号に掲載されました)
(この記事は2019年4月25日発売のALBA771号に掲載されました)
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1 | 距離感が飛躍的に高まる地面コスリ打ちドリル |
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4 | ダフリ・シャンクをゼロに!右ヒジ伸ばし打ちドリル |
5 | 距離感バッチリ〜フォローの出し方 |
坂本龍楠
さかもと・りゅうなん/ 81年生まれ。神奈川県出身。大学からゴルフをはじめ、オーストラリアへゴルフ留学。2011年にPGAティーチング資格を取得した。YouTubeの『ゴルフレッスン動画ティーチングプロ坂本龍楠』も要チェック
さかもと・りゅうなん/ 81年生まれ。神奈川県出身。大学からゴルフをはじめ、オーストラリアへゴルフ留学。2011年にPGAティーチング資格を取得した。YouTubeの『ゴルフレッスン動画ティーチングプロ坂本龍楠』も要チェック
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】