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【80切り】ハイティからのライナー打ちですくい打ちが直る

【80切り】ハイティからのライナー打ちですくい打ちが直る

80を切るならバーディチャンスを増やしたい。アイアンでパーオン率を上げることが必要になってくる。悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。距離感と方向性を両立させるためには、ヘッドの入射角を揃える練習が必要だ。

配信日時:2020年5月8日 12時00分

使用クラブは7番アイアンでボール位置はやや右足寄り。この位置で通常の半分の球の高さのライナーが打てたら、次はセンターに置いて打ってみよう
使用クラブは7番アイアンでボール位置はやや右足寄り。この位置で通常の半分の球の高さのライナーが打てたら、次はセンターに置いて打ってみよう

入射角を適正にしないと距離感も方向性も安定しない

手先を使わずにハンドファーストに当てる感覚を掴む。すくい打ちの癖がある人はボールが上がりすぎてしまう

手先を使わずにハンドファーストに当てる感覚を掴む。すくい打ちの癖がある人はボールが上がりすぎてしまう

アイアンで上げようとしてすくい打ちになると、ロフトが寝てショートしやすい。それで飛ばそうとすればフェースは閉じて左に引っかけます。また上から打ち込みすぎて、クラブの入射角が鋭角になると、フェースは開いて右を向く。つまり、ヘッドの入射角を適正にしないと、距離感も方向性も安定しないのです。

入射角を揃えるために、高めにティアップして7番アイアンで打ってみましょう。「球の高さがいつもの半分」になるようにライナーを打ってみてください。切り返し以降、体と手元を先行させたら、手先を使わないでハンドファーストにインパクトするのがコツ。ティに触れずにクリーンヒットして、低く真っすぐ飛ばせれば合格です。難易度の高い練習法ですが、入射角のコントロール能力を向上させれば、ショットのバリエーションも増やせますよ。

(この記事は2018年12月27日発売のALBA763号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|13分0秒



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1ダウンブローは自分に合ったボール位置がカギ
2ボールの高さのコントロール〜体を使ったインパクトが肝
3クラブの長さと前傾角〜短くなれば深くタテ振りに
4腕のアームローテーションはヒザ立りスイングでマスター
5ボールを思いどおりに曲げる肝は「スタンスとフェースの関係性」
6ツマ先上がり&ツマ先下がり攻略
7ロングアイアンのコツは前傾角とスピン量
8フェアウェイバンカーは…短く持ち、カラダの回転と同調
田島創志
たじま・そうし/76年生まれ。群馬県出身。多彩なテクニックを擁する技巧派で、03年のKBCオーガスタ優勝。現在はJGTO理事兼コースセッティングアドバイザーを務める。米PGAツアー選手の最新スイングを研究して実践。その様子を自身のSNSにアップしている。
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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