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【90切り】クラブを長く持つ右手打ちでゆっくり同じスピードで振れる

【90切り】クラブを長く持つ右手打ちでゆっくり同じスピードで振れる

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。グリーン周りから寄せワンを増やすには、ゆっくり同じスピードで打ちたい。そのためにクラブを長く持って右手1本で打つ練習をしよう。

配信日時:2020年5月13日 17時00分

グリップエンドを余らせずに長く持って、右手1本で打つと緩まずゆっくり振れる
グリップエンドを余らせずに長く持って、右手1本で打つと緩まずゆっくり振れる

右肩、右腰、右ヒザを一緒に回していく

ゆっくりと同じスピードで振るのが、グリーン周りから安定して寄せるポイントです。パンチが入って急にヘッドが加速すれば距離感が出ず、反対に緩んで減速すればダフリやトップにつながります。

ゆっくりとしたヘッドスピードで振るには、右サイドを積極的に使います。ダウンスイングでは、右肩、右腰、右ヒザを一緒に回していくのが理想。どこかが先行したり、止まったりすれば、スピードが変わってしまいます。右サイドを回す感覚は、右手1本打ちの練習が効果的なんです。

長く持つと上体が起きて体の回転がスムーズになる

ダウンスイングで右肩、右腰、右ヒザを一緒に回してクラブの動きを同調させると、ゆっくり運ぶように打てる
クラブを短く持つと重さを感じにくい。手先で振ってしまい、ヘッドが急加速したり、減速したりしとミスにつながる
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ダウンスイングで右肩、右腰、右ヒザを一緒に回してクラブの動きを同調させると、ゆっくり運ぶように打てる
その際、グリップエンドを余らせないようにクラブを長く持ってください。そうすると、クラブの重さを感じるので手先で打ちにいかず、また上体が起きるので体を回転しやすくなります。右サイドが回れば、体の回転とヘッド、出球のスピードが同調し、ボールを運ぶイメージが出てきます。

ダフリやトップが続くと、クラブを短く握って当てにいくスイングになりがち。でもそれだとクラブの重さを感じにくく、前傾が深くなって体の回転を邪魔してしまいます。かえって距離感を出すのが難しくなるのです。

(この記事は2019年12月26日発売のALBA787号に掲載されました)

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1左足下がりのコツは低い目線とクローズスタンス
2左足上がりからの距離の打ち分け
310ヤードの距離感は右サイドを一体化して片手打ちで作る
4柔らかい球を打つコツはハンドレートと手首の角度を変えないこと
5中途半端な距離の打ち分けはフォローの大きさで打ち分ける
5目玉からの脱出の秘訣!インパクトでクラブを引き戻す
松岡勇作
まつおか・ゆうさく/88年生まれ、熊本県出身。小学校時代は坂田塾に通い、中、高、大とゴルフ部に所属していた。中学3年生のときに日本ジュニアに優勝。キャプテンだった東北福祉大4年生のときには、3年生に藤本佳則、1年生に松山英樹がいた。現在は東京都のインドアゴルフスタジオ『5UNDERS GOLF』で特別コーチを務めている。
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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