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【90切り】30〜50ヤードはトップを固定してフォローの大きさで打ち分ける

【90切り】30〜50ヤードはトップを固定してフォローの大きさで打ち分ける

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。30〜50ヤードの中途半端な距離では、左右対称の振り幅で振るよりもフォローの大きさを変えて打ち分けたほうが、力んだり緩んだりするミスが少なくなる。

配信日時:2020年5月20日 12時00分

松岡の場合は、30〜50ヤードのトップの位置はすべて手元が右腰の高さ。自分の打ちやすいトップの位置を見つけよう
松岡の場合は、30〜50ヤードのトップの位置はすべて手元が右腰の高さ。自分の打ちやすいトップの位置を見つけよう

30ヤードでも50ヤードでもトップの手元は右腰の高さ

30〜50ヤードの中途半端な距離では、左右対称の振り幅ではなく、トップの大きさを固定しておいてフォローの大きさで距離を打ち分けるのがオススメです。そのメリットはインパクトの緩みがなくなること。小さいバックスイングなら、クラブを加速させないと距離が出せないため、インパクトで力を加減することがありません。僕の場合は、30、40、50ヤードはすべて同じトップポジションで、手元は右腰の高さです。

ノーコックで上げて手首の余計な動きを抑える

フォローを左腰の高さで止めれば30ヤード、手元を胸の前に収めれば40ヤード、肩の高さまで振れば50ヤードとなる

フォローを左腰の高さで止めれば30ヤード、手元を胸の前に収めれば40ヤード、肩の高さまで振れば50ヤードとなる

このトップから、左腰の高さで止めれば30ヤード、手元を胸の前に収めれば40ヤード、肩の高さまで振れば50ヤード。使うクラブや振るスピードによって基準となるフォローの目安は変わってもいいと思います。バックスイングの大きさを一定にするには、手首の余計な動きを抑えること。アドレスでは体の真ん中にヘッドが来るよう構え、その関係性を保ったままノーコックでクラブを上げましょう。少し小さいかなと思うくらいのトップが、中途半端な距離で緩まないコツです。

(この記事は2020年1月23日発売のALBA789号に掲載されました)

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1左足下がりのコツは低い目線とクローズスタンス
2左足上がりからの距離の打ち分け
310ヤードの距離感は右サイドを一体化して片手打ちで作る
4柔らかい球を打つコツはハンドレートと手首の角度を変えないこと
5中途半端な距離の打ち分けはフォローの大きさで打ち分ける
5目玉からの脱出の秘訣!インパクトでクラブを引き戻す
松岡勇作
まつおか・ゆうさく/88年生まれ、熊本県出身。小学校時代は坂田塾に通い、中、高、大とゴルフ部に所属していた。中学3年生のときに日本ジュニアに優勝。キャプテンだった東北福祉大4年生のときには、3年生に藤本佳則、1年生に松山英樹がいた。現在は東京都のインドアゴルフスタジオ『5UNDERS GOLF』で特別コーチを務めている。
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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