ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【90切り】左足下がりは超クローズスタンスでコロがし寄せる

【90切り】左足下がりは超クローズスタンスでコロがし寄せる

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ボールを上げにくい左足下がりは、傾斜なりに振って強くコロがした方が、方向性がブレず大きなミスになりにくいぞ。

配信日時:2020年5月27日 12時00分

左足下がりの傾斜が強ければ、右足を引く度合いをさらに大きくする。自然と左足に体重が乗り、バランスを保ちやすくなる
左足下がりの傾斜が強ければ、右足を引く度合いをさらに大きくする。自然と左足に体重が乗り、バランスを保ちやすくなる

クローズにすると傾斜なりにバランスよく立てる

バランスが崩れて、ダフリやトップが出やすい左足下がり。やっかいなライですが、グリーン手前にキャリーさせてワンクッションさせるとミスが減らせます。低く出してコロがすポイントはアドレスです。シューズ1足分右足を引いたクローズスタンスで構えてみてください。大きく右足を引くことで体重が左に乗り、自然と傾斜なりに構えることができるんです。あとは傾斜に沿ってスイングするだけです。

サンドウェッジでワンクッションさせて勢いを殺す

左足下がりでは右足体重で上げに行く動きが大きなミスにつながる。クローズスタンスで左足体重をキープしたまま真っすぐ振って低く出す

左足下がりでは右足体重で上げに行く動きが大きなミスにつながる。クローズスタンスで左足体重をキープしたまま真っすぐ振って低く出す

コロがすランニングアプローチですが、使用するクラブはサンドウェッジで大丈夫です。ロフトが立って当たるのでボールは強く出ますが、直接グリーンに落とさず手前にキャリーさせれば、ボールの勢いを殺すことができます。オープンに構えたり、カットに振ったり、特別なことはしなくてもいいので、方向性も出しやすいですよ。

(この記事は2019年11月28日発売のALBA785号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分57秒



GOLF Net TVで松岡勇作レッスン・全6話無料配信
1左足下がりのコツは低い目線とクローズスタンス
2左足上がりからの距離の打ち分け
310ヤードの距離感は右サイドを一体化して片手打ちで作る
4柔らかい球を打つコツはハンドレートと手首の角度を変えないこと
5中途半端な距離の打ち分けはフォローの大きさで打ち分ける
5目玉からの脱出の秘訣!インパクトでクラブを引き戻す
松岡勇作
まつおか・ゆうさく/88年生まれ、熊本県出身。小学校時代は坂田塾に通い、中、高、大とゴルフ部に所属していた。中学3年生のときに日本ジュニアに優勝。キャプテンだった東北福祉大4年生のときには、3年生に藤本佳則、1年生に松山英樹がいた。現在は東京都のインドアゴルフスタジオ『5UNDERS GOLF』で特別コーチを務めている。
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト