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    【90切り】ピン近は“ハンドレイト”&“ノーコック”で簡単にフワリと上がる

    90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。球の勢いを殺して飛ばさないように打つアプローチはプロでも苦手。難しいからこそ難しい打ち方に挑戦しないで、簡単に寄せる方法を知っておこう。

    配信日時:2020年6月3日 03時00分

    • レッスン
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    通常のアドレスから手元の位置だけを右足前に移動し、ハンドレイトに構える。その左肩、手元、ヘッドを結んだ大きな三角形を崩さないように意識して振れば、簡単にフワリと上げることができる
    通常のアドレスから手元の位置だけを右足前に移動し、ハンドレイトに構える。その左肩、手元、ヘッドを結んだ大きな三角形を崩さないように意識して振れば、簡単にフワリと上げることができる
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    スタンスもフェースもスクエアで手元だけ右足前に移動

    ピンが近かったり、下り傾斜に打つときは、ボールの勢いを抑えてフワリと打ちたい。しかし、フェースが真上を向くくらい開き、バンカーのように大きく振って上に飛ばすロブショットは、プロでも勇気が要ります。

    もっと簡単にフワリと打つには、手元をハンドレイトに構えるのがオススメ。ボール位置は体の真ん中、スタンスもフェースもスクエアでOK。手元だけ右足前に移動させて、シャフトがやや右足側に倒れる角度を作ったら、あとは手首の角度を変えないようにノーコックで打つだけです。

    そうすると、ロフトが寝て、バンスも使えるので、しっかりとヘッドがボールの下に入り、球が高く浮いて出球の勢いを抑えられます。注意したいのはボールの位置。左足寄りに置いてしまうと、最下点を過ぎてからボールに当たるので、トップしやすくなるのです。真ん中くらいに置いて、最初に作ったハンドレイトの手首の角度を崩さないように打ちましょう。これを覚えれば、ピンが近いときや下り傾斜でも自信を持って寄せられますよ。

    (この記事は2020年1月9日発売のALBA788号に掲載されました)

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    1左足下がりのコツは低い目線とクローズスタンス
    2左足上がりからの距離の打ち分け
    310ヤードの距離感は右サイドを一体化して片手打ちで作る
    4柔らかい球を打つコツはハンドレートと手首の角度を変えないこと
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    松岡勇作
    まつおか・ゆうさく/88年生まれ、熊本県出身。小学校時代は坂田塾に通い、中、高、大とゴルフ部に所属していた。中学3年生のときに日本ジュニアに優勝。キャプテンだった東北福祉大4年生のときには、3年生に藤本佳則、1年生に松山英樹がいた。現在は東京都のインドアゴルフスタジオ『5UNDERS GOLF』で特別コーチを務めている。
    連載

    3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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