「100」ヤードの看板全体ではなく、真ん中の「0」を狙う
練習場で体が十分にほぐれたら、まずはウェッジかショートアイアンで、100ヤードの看板を真っすぐ狙います。看板全体でなく、「100」の数字の真ん中の「0」を狙うとか、ターゲットを小さく絞ることが大切。実際に当たらなくても、「狙って打つ」という意識を持つことで、本番に結びつく練習になります。
球筋の打ち分けでコントロールショットが上達する
次に、フックとスライスを交互に打ってみましょう。フックはフェースを返してインサイド・アウトに、スライスはフェースを返さないようにアウトサイド・インに。こうやって球筋を打ち分けることで、ボールコントロールが上手くなるだけでなく、自分の得意、不得意がわかり、コースで使えるかどうかの判断ができるのです。80切りを目指すなら、こういった、より実戦を意識した練習を心がけましょう。
(この記事は2016年12月8日発売のALBA714号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
植田浩史
うえだ・ひろし/58年生まれ。大阪府出身。師匠は“リトル・コーノ”と呼ばれマスターズでも活躍した河野高明。7回目のプロテストで合格した苦労人でレギュラーツアーでは未勝利だったが、シニア転向後の2010年の「スターツシニア」で初優勝。河野が肝臓がんで亡くなった2カ月後の涙の勝利だった。現在は太平洋クラブ益子PGAコースの支配人や日本プロゴルフ協会副会長を務めている。
うえだ・ひろし/58年生まれ。大阪府出身。師匠は“リトル・コーノ”と呼ばれマスターズでも活躍した河野高明。7回目のプロテストで合格した苦労人でレギュラーツアーでは未勝利だったが、シニア転向後の2010年の「スターツシニア」で初優勝。河野が肝臓がんで亡くなった2カ月後の涙の勝利だった。現在は太平洋クラブ益子PGAコースの支配人や日本プロゴルフ協会副会長を務めている。