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【100切り】“出前持ち”ダウンで右ワキが閉まってボールがつかまる

【100切り】“出前持ち”ダウンで右ワキが閉まってボールがつかまる

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つと、それだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れる。スライサーなら、まずボールをつかまえること。その感覚をヘッドカバーで覚えよう。

配信日時:2020年6月8日 12時00分

トップで右手のヒラにヘッドカバーを乗せたら、右腰の高さまで“出前持ち”の形をキープして下ろす。右ワキが開くと途中でヘッドカバーが落ちてしまう
トップで右手のヒラにヘッドカバーを乗せたら、右腰の高さまで“出前持ち”の形をキープして下ろす。右ワキが開くと途中でヘッドカバーが落ちてしまう

右手のヒラにヘッドカバーを乗せて下ろす

よく「右ワキを閉めて下ろす」と言いますが、これを意識的に行うと左腰が開くことがあります。その結果、手が浮いてフェースが開くのでスライスが出る。なので、右ワキを意識するのでなく、そば屋の“出前持ち”の形をトップからクラブが腰の高さにくるあたりまでキープしてみましょう。すると、右ワキが開かなくなります。この動きを体感するために、右手のヒラにヘッドカバーを乗せたまま、落とさないように手元を下ろしてみてください。右ワキを閉めて下ろす感覚が分かるはずです。

腰の高さからヘッドカバーを目標に投げる

右手が腰の高さまできたら、右手を思い切り左に返してヘッドカバーを目標に投げる

右手が腰の高さまできたら、右手を思い切り左に返してヘッドカバーを目標に投げる

さあ第二段階です。ヘッドカバーを右手のヒラに乗せたまま腰の高さまで下ろしたら、今度はヘッドカバーを目標方向に投げ飛ばします。右手を思い切り左に返さすのです。この2つの動きを練習すれば、ボールがつかまるようになりますよ。
ボールがつかまらない人は、ダウンスイングで右ワキが開いて手元が体から離れ、ヘッドが外から下りている

ボールがつかまらない人は、ダウンスイングで右ワキが開いて手元が体から離れ、ヘッドが外から下りている

(この記事は2018年9月27日発売のALBA757号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|12分59秒



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1フェースローテーションの動き
2アウトサイドイン軌道で悩む方へのレッスン
3カットスイングの根本原因を改善するドリル
4力が伝わる!パワーインパクトドリル
5ビハインド・ザ・ボールは下半身で作る
6100切りには「出前持ちトップ」が効く
7ボールがつかまる〜重要なのは手先より肩
8ボールをつかまえる!インサイドスクエア軌道
9ボールをつかまえる特効薬〜前傾角度をキープ
10ダウンスイングの切り返しはおもちゃの刀でマスター
吉本 巧
よしもと・たくみ/80年生まれ。兵庫県出身。ゴルフ修行のため14歳で単身渡米して腕を磨いた。アメリカでプロ転向しミニツアーに参戦。2006年からは国内でレッスン活動を開始した。現在は完全マンツーマンレッスンの「銀座ゴルフアカデミー」の代表を務める。スイングだけでなく、クラブ、フィジカル、メンタルなど、あらゆる面でゴルファーをサポートしている。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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