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【90切り】ベアグラウンドからの寄せは、ヒールを浮かせてパット打ち

【90切り】ベアグラウンドからの寄せは、ヒールを浮かせてパット打ち

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。今回は運悪く止まったベアグラウンド。寄せワンは無理でも、大きなミスは絶対に避けたい。いったいどうすりゃいいの?

配信日時:2020年6月17日 12時00分

ウェッジのヒールを浮かせて少しトゥ寄りにセット。地面とのソールの接地面積が少なくなるので、ベアグラウンドのようなライでもダフリやトップが出にくい
ウェッジのヒールを浮かせて少しトゥ寄りにセット。地面とのソールの接地面積が少なくなるので、ベアグラウンドのようなライでもダフリやトップが出にくい

ボールの近くに立って、真上からボールを見る

試合の中継を見ていると、ベアグラウンドからボールを右足寄りに置いて、上から「カツッ」と打つシーンを見ますが、グリーン周りで大きなキャリーを必要としない場合は、もっと簡単かつ安全に寄せられる方法があります。

両手首を「これ以上は無理」というくらいまでピンと伸ばしてハンドアップし、ウェッジのヒールを浮かせてパットのように打つのが僕のオススメ。手首がロックされるので、構えたところに戻しやすく、正確にヒットできるんです。またヒールを浮かせることで、地面と接地する面積が少なくなりダフりづらくなります。

ベアグラウンドで手首を使って上から入れると、ヘッドを入れる位置がとてもシビアで、ダフリ・トップのミスが出やすい。練習不足の人は特に危険です。手首を伸ばした分、ボールに近く立って、真上からボールを見るように構えれば、パッティングのように肩でストロークしやすくなりますよ。
アドレスでは手首を目いっぱい伸ばしてボールの近くに立ち、ハンドアップ気味に構える。パターのような感覚で打てるので、当てることへの不安はかなり軽減される
クリーンヒットしたいからと、ボールを右足寄りに置いて、手首のコックを使って上から入れようとすると、ヘッドを落とす位置がシビアでミスが出やすい
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アドレスでは手首を目いっぱい伸ばしてボールの近くに立ち、ハンドアップ気味に構える。パターのような感覚で打てるので、当てることへの不安はかなり軽減される
(この記事は2019年6月13日発売のALBA774号に掲載されました)

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1ミス撲滅!ミート率アップのアドレス
2ベアグラウンドも大丈夫〜悪いライからの打ち方
3コロがしミス撲滅!右手をウィークに握る
4切り返しはクラブから動かす
5アプローチは右手のヒラの使い分け
5テークバックは手が内側でヘッドは外側
目澤秀憲
めざわ・ひでのり/ 91年生まれ。東京都出身。インドアゴルフスタジオ『Five elements 西麻布店』でヘッドインストラクターを務めながら、ツアープロコーチとして河本結を指導。日本に数名しかいないTPI(Titlist Performance Institute)Level 3 GOLF & JUNIORを持ち、アメリカの最先端の理論を常に吸収しながら、ツアープロからアマチュアまで幅広いゴルファーを教えている。
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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