山路晶の笑い飛ばそう!!【ヘッドスピードUP】軽い素振り棒で限界突破「進みながら30秒全力で振り続けます」
打つとき以外は笑っている? キャリー250ヤードの山路晶の飛ばしテクニックを紹介。
配信日時:2020年6月24日 03時00分
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【第3回:ヘッドスピードUP】軽い素振り棒で限界突破「左に進みながら30秒全力で振り続けます」
黄金世代No.1の飛ばし屋、いやもしかすると、穴井詩や葭葉ルミ以上の日本女子ツアーNo.1の飛ばし屋かもしれない山路晶。昨年のドライビングディスタンスは250.85ヤードで6位だが、「シーズン中の調子が良いときは、250ヤードのバンカーは越えていたかな」と飛ばしのポテンシャルは計り知れない。そんな山路の飛ばしテクニックを7回に分けてドドーンと公開! 飛距離を伸ばすにはヘッドスピードを上げるのが手っ取り早い。山路が行っている素振り練習を教えてもらおう。
取材協力/船橋カントリー倶楽部 撮影/岩本芳弘
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取材協力/船橋カントリー倶楽部 撮影/岩本芳弘
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重さを変えられる素振り用の練習器具を使う
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ヤマニゴルフから発売されている『ハンディスピードスティック』は税込み19,800円
私は今年の1月から、素振り用の練習器具『ハンディスピードスティック』(ヤマニゴルフ)を使って、ヘッドスピードを上げる練習をしています。この器具には取り外せる2種類の重りがついていて、重りの組み合わせを替えることで、重いのから軽いのまで、4種類の重さにできるんです。重さで3本に分かれている練習器具もありますけど、これは1本にまとまっているので持ち運びも楽ちん。
最初は一番重くして、体をほぐす
私はいつも、『ハンディスピードスティック』の一番重いのと一番軽いのを中心に素振りをしています。まずは準備運動として、一番重くして下半身や大きな筋肉を意識しながら十分に体をほぐしていきます。
一番軽くして、30秒間全力で振り続ける
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左にしっかり踏み込んで、振り切って、戻してと、30秒間全力で連続素振りをすると、勝手に左に進んでいく
次に一番軽くして、30秒間連続で振り続けます。これがかなりしんどい。ポイントはとにかく速く振ること。左にしっかり踏み込みながら振るので、勝手に左側に進んでいきます。全力で速く振り続けることによって、体のキレが良くなりヘッドスピードが上がるんです。
最後は一番重くして、振り感を戻す
そして、軽いのを振った後でボールを打つと、クラブを重く感じてスイングに違和感が出てしまうので、最後は必ず一番重いのに戻して素振りをしています。「一番重い」⇒「一番軽い」⇒「一番重い」の順ですね。練習器具がなくても、クラブを2本持って素振りをしたり、逆さまに持ったりすれば、重いのと軽いのを体感できるので、ぜひやってみてください。
■山路晶
やまじ・あきら/98年9月10日生まれ。静岡県生まれ宮城県育ち。身長166センチ。B型。今年度22歳になる“黄金世代”で、同い年の畑岡奈紗とは仲良し。和歌山県の記録を持っていた母親譲りの俊足で、ヘッドスピードは45m/s前後を記録する。飛距離を生かした攻めのゴルフと、打つとき以外は笑っている明るいキャラクターが魅力。森六グループ所属。山路晶の公式サイトはこちら
やまじ・あきら/98年9月10日生まれ。静岡県生まれ宮城県育ち。身長166センチ。B型。今年度22歳になる“黄金世代”で、同い年の畑岡奈紗とは仲良し。和歌山県の記録を持っていた母親譲りの俊足で、ヘッドスピードは45m/s前後を記録する。飛距離を生かした攻めのゴルフと、打つとき以外は笑っている明るいキャラクターが魅力。森六グループ所属。山路晶の公式サイトはこちら
連載
“世界レベルの長距離砲” 山路晶の笑い飛ばそう!! 〜目指せ!キャリー250ヤード〜