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【90切り】肩を“タテ”に回して、ヘッドを上から入れるとダフらない

【90切り】肩を“タテ”に回して、ヘッドを上から入れるとダフらない

90を切るには、パーオンを逃がした所から、アプローチでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。つまらないダフリ・トップをなくすために、肩を回す方向に気をつけてみよう。

配信日時:2020年6月24日 13時00分

体重を左足にかけて肩をタテに回せば、クラブはやや外に上がってアプローチに適した入射角が作れる。ヘッドが上から入り、ボールをクリーンに打てる
体重を左足にかけて肩をタテに回せば、クラブはやや外に上がってアプローチに適した入射角が作れる。ヘッドが上から入り、ボールをクリーンに打てる

リバースピボット気味でもOK 左体重で肩をタテに回す

「肩が回転する方向」と「スイング軸」、そして「ヘッド軌道」は相関性が高いもの。動きを理解すれば、アプローチが安定するばかりか、ミスしてもすぐに修正できるようになります。

アプローチではある程度ヘッドを上から入れたいので、できるだけその場で回るのが理想です。そのためには、肩をタテに回転させることを意識しましょう。体重がやや左に、リバースピボット気味になっても問題ありません。肩がタテに回れば、クラブはやや外に上がって、自然と入射角が鋭角に。クリーンに当てやすくなるんです。

肩をヨコに回すと、ボールの手前にヘッドが落ちる

バックスイングで右足に体重を乗せすぎると、クラブがインサイドに上がってダフリやトップが出やすくなる。肩は横に回り、体とボールとの距離が変わってしまう

バックスイングで右足に体重を乗せすぎると、クラブがインサイドに上がってダフリやトップが出やすくなる。肩は横に回り、体とボールとの距離が変わってしまう

一方で、ダフリやトップがよく出る人は、バックスイングで右に体重移動しすぎていることが少なくないんです。クラブがインサイドから低く入るので、ボールの手前にヘッドが落ちて、ダフリ、トップが出てしまう。肩がヨコに回るため、ボールと体との距離が変わりやすく、インパクトが安定しません。もっと力をタテに使いましょう。

(この記事は2019年8月8日発売のALBA778号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分29秒



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1ミス撲滅!ミート率アップのアドレス
2ベアグラウンドも大丈夫〜悪いライからの打ち方
3コロがしミス撲滅!右手をウィークに握る
4切り返しはクラブから動かす
5アプローチは右手のヒラの使い分け
5テークバックは手が内側でヘッドは外側
目澤秀憲
めざわ・ひでのり/ 91年生まれ。東京都出身。インドアゴルフスタジオ『Five elements 西麻布店』でヘッドインストラクターを務めながら、ツアープロコーチとして河本結を指導。日本に数名しかいないTPI(Titlist Performance Institute)Level 3 GOLF & JUNIORを持ち、アメリカの最先端の理論を常に吸収しながら、ツアープロからアマチュアまで幅広いゴルファーを教えている。
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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