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【100切り】刀をサヤから抜くダウンスイングで、“ダフリチョロ”を撲滅

【100切り】刀をサヤから抜くダウンスイングで、“ダフリチョロ”を撲滅

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つと、それだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れる。OBも嫌だけど、ダフってチョロもダメージは大きい。つまらないダボを叩く原因の1つだ。これを撲滅するには、おもちゃの刀を使うといい。

配信日時:2020年6月29日 12時00分

トップで作った手首の角度を保ったまま、腰を左に回して引き下ろすと、スムーズに刀が抜ける。実際のダウンスイングでも、このイメージで下ろす
トップで作った手首の角度を保ったまま、腰を左に回して引き下ろすと、スムーズに刀が抜ける。実際のダウンスイングでも、このイメージで下ろす

手首の角度を保ったまま、腰を左に回す

曲がるスイングのパターンの1つに“手打ち”がありますが、これは主にトップからダウンスイングで手を使ってクラブを下ろすのが原因。そうなると、手首のコックがほどけてリリースが早まり、ヘッドが手前に落ちるため、ドライバーでもダフったりするわけです。

このタイプの“手打ち”を修正するには、おもちゃの刀を使うのがオススメ。決してふざけていません。大真面目ですよ。写真で紹介しているように、おもちゃの刀を使ってトップを作り、サヤの部分を誰かに持ってもらいましょう。そこから刀をサヤから抜いていきます。

ここで、手から動かすと刀がうまく抜けず、サヤごと動いてしまいます。スムーズに抜刀するには、体を使ってクラブを引き下ろすこと。トップでの手と刀の位置関係を維持したまま腰を左に回すと、うまく刀が抜けるんです。手打ちにならず、かつインサイドから下ろせます。ドライバーでダフリやすい人には特効薬ですよ。
手を使わずに刀を下ろすと、切っ先が小さな弧を描きながら遅れて下りてくる。これが曲がらないダウンスイング

手を使わずに刀を下ろすと、切っ先が小さな弧を描きながら遅れて下りてくる。これが曲がらないダウンスイング

(この記事は2018年11月22日発売のALBA761号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|12分59秒



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1フェースローテーションの動き
2アウトサイドイン軌道で悩む方へのレッスン
3カットスイングの根本原因を改善するドリル
4力が伝わる!パワーインパクトドリル
5ビハインド・ザ・ボールは下半身で作る
6100切りには「出前持ちトップ」が効く
7ボールがつかまる〜重要なのは手先より肩
8ボールをつかまえる!インサイドスクエア軌道
9ボールをつかまえる特効薬〜前傾角度をキープ
10ダウンスイングの切り返しはおもちゃの刀でマスター
吉本 巧
よしもと・たくみ/80年生まれ。兵庫県出身。ゴルフ修行のため14歳で単身渡米して腕を磨いた。アメリカでプロ転向しミニツアーに参戦。2006年からは国内でレッスン活動を開始した。現在は完全マンツーマンレッスンの「銀座ゴルフアカデミー」の代表を務める。スイングだけでなく、クラブ、フィジカル、メンタルなど、あらゆる面でゴルファーをサポートしている。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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