【90切り】一番やさしい“コロがし”は右手を上からかぶせて握る
90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ボールを上げる必要がない状況では、ランニングアプローチが簡単なはずなのに、なぜか距離感が合わない。打ち方のコツとは?
配信日時:2020年7月1日 03時00分
右手をかぶせて握ると、ロフトを立てたまま当てやすい
“ランニングアプローチ”と一口に言っても、いろいろな打ち方があります。その中で一番シンプルで簡単なのは、右手をかぶせてウィークに握り、目標方向に振っていくことです。右手をダラッと垂らして、上からかぶせて握ることによって右手首の角度を保ちやすく、ロフトを立てたまま当てることができるんです。右手を横からスクエアに握ると、右手首の角度がほどけ、ボールが思ったよりも上がって、カップまで届かないことがあります。
また、距離感を安定させるには、シャローな軌道で入れることも大事。左ツマ先だけを開いたオープンスタンスで立ち、目標方向に振っていくことで、緩やかな軌道でボールをとらえることができます。低く出そうとして上から入れすぎると、スピン量が安定せず、距離感がバラバラになってしまうんです。右手をかぶせてヘッドを目標に出していく、やさしいランニングアプローチなら大きなミスなく寄せられるので、次のラウンドでぜひ試してみてください。
また、距離感を安定させるには、シャローな軌道で入れることも大事。左ツマ先だけを開いたオープンスタンスで立ち、目標方向に振っていくことで、緩やかな軌道でボールをとらえることができます。低く出そうとして上から入れすぎると、スピン量が安定せず、距離感がバラバラになってしまうんです。右手をかぶせてヘッドを目標に出していく、やさしいランニングアプローチなら大きなミスなく寄せられるので、次のラウンドでぜひ試してみてください。
(この記事は2019年6月27日発売のALBA775号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|3分29秒
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1 | ミス撲滅!ミート率アップのアドレス |
2 | ベアグラウンドも大丈夫〜悪いライからの打ち方 |
3 | コロがしミス撲滅!右手をウィークに握る |
4 | 切り返しはクラブから動かす |
5 | アプローチは右手のヒラの使い分け |
5 | テークバックは手が内側でヘッドは外側 |
目澤秀憲
めざわ・ひでのり/ 91年生まれ。東京都出身。インドアゴルフスタジオ『Five elements 西麻布店』でヘッドインストラクターを務めながら、ツアープロコーチとして河本結を指導。日本に数名しかいないTPI(Titlist Performance Institute)Level 3 GOLF & JUNIORを持ち、アメリカの最先端の理論を常に吸収しながら、ツアープロからアマチュアまで幅広いゴルファーを教えている。
めざわ・ひでのり/ 91年生まれ。東京都出身。インドアゴルフスタジオ『Five elements 西麻布店』でヘッドインストラクターを務めながら、ツアープロコーチとして河本結を指導。日本に数名しかいないTPI(Titlist Performance Institute)Level 3 GOLF & JUNIORを持ち、アメリカの最先端の理論を常に吸収しながら、ツアープロからアマチュアまで幅広いゴルファーを教えている。
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】