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【80切り】アイアンの番手間の距離は、“フェースの開閉”で打ち分ける

【80切り】アイアンの番手間の距離は、“フェースの開閉”で打ち分ける

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。ピンまでの残り距離が、7番アイアンと8番アイアンのちょうど間の距離だったときは、どうやって打てばバーディチャンスが増やせるのか。80を切るためのテクニックを見てみよう。

配信日時:2020年7月3日 12時00分

距離を5ヤード増やしたいときは、フェースをかぶせてスタンスをややクローズに。ボール位置を右足寄りにしてドローをかければ、ランを増やせる
距離を5ヤード増やしたいときは、フェースをかぶせてスタンスをややクローズに。ボール位置を右足寄りにしてドローをかければ、ランを増やせる

5ヤード飛ばしたいときは、フェースをかぶせる

番手間の中途半端な距離が残る状況は、けっこうあるものです。例えば、7番アイアンでは大きい、8番アイアンでは足りない距離を打つ場合、7番アイアンを持つと、スイングがゆるんでミスすることも。こんなときは、アドレス時の「フェースの開閉」によって球筋を変え、5ヤード刻みで距離を打ち分けるのがオススメです。

フェースをかぶせてスタンスをクローズにすれば、球にドロー回転がかかってランが多くなる分、プラス5ヤードに。反対にフェースを開いてオープンに構えれば、反対にフェード回転がかかってランが少なくなる分、マイナス5ヤードの打ち分けができます。
距離を5ヤード落としたいときは、フェースを開いてややオープンスタンスに。ボールを左足寄りに置いてフェード回転をかける

距離を5ヤード落としたいときは、フェースを開いてややオープンスタンスに。ボールを左足寄りに置いてフェード回転をかける

さらに、フェースローテーションの量を増減させると、10ヤード前後の距離のコントロールが可能に。いつもよりフェースを返してプラス10ヤード、フェースを返さないようにしてマイナス10ヤードです。

このテクニックを応用すれば、左ピンに対してはドロー、右ピンに対してはフェードといった攻め方もできるようになる。グリーンを外すリスクを回避しながら、バーディチャンスを増やせますよ。

(この記事は2017年9月28日発売のALBA733号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
横島由一
よこしま・よしかず/ 52年生まれ。千葉県出身。パワーフェードとショートゲームを武器にレギュラーツアー通算6勝、生涯獲得賞金は3億2千万円を超える。シニアツアー転向後は2004年に賞金王に輝いた。
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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