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【100切り】左ワキと右ヒジにクラブを挟んで、力が伝わるインパクトをマスター

【100切り】左ワキと右ヒジにクラブを挟んで、力が伝わるインパクトをマスター

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つと、それだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れる。ボールが左右に曲がるのは、力が逃げているから。力が伝わる「理想のインパクトの形」を覚えよう。

配信日時:2020年7月6日 12時00分

右ヒジが曲がっていないと、ボールを強く押せない

左ヒジは伸ばして、右ヒジは軽く曲がったインパクトの形で打つと、ボールに力が伝わる。右ヒジが伸びた瞬間にボールを押せなくなる

左ヒジは伸ばして、右ヒジは軽く曲がったインパクトの形で打つと、ボールに力が伝わる。右ヒジが伸びた瞬間にボールを押せなくなる

自分にとって「最も力が出る」=「理想のインパクトの形」を作るドリルを紹介しましょう。そもそもインパクトで両腕が伸びてしまうと、ボールを強く押せません。左腕は伸びてもいいのですが、右ヒジは曲がっていないとダメ。左ワキと右ヒジの内側でクラブを挟んだシャドーで、インパクトまで体を回し、クラブが落ちなければ、力が出る形になっています。

右ヒジが伸びないように引き寄せる

左ワキと右ヒジの内側でクラブを挟んでシャドー。ダウンでは手から下ろすのではなく、腰を先にターゲット方向にスライドし、左へ回しながら右ヒジを体の前にもってくる

左ワキと右ヒジの内側でクラブを挟んでシャドー。ダウンでは手から下ろすのではなく、腰を先にターゲット方向にスライドし、左へ回しながら右ヒジを体の前にもってくる

バックスイングでは体は回るところまで回せばOK。ダウンスイングでは腰をターゲット方向に移動させ、ゆっくり回してインパクトする感じです。この形を体に刷り込みましょう。

手から下ろそうとすると右腕が伸びてクラブが落ちるので、左ヒジを後ろに引き、右ヒジは自分に引き寄せるイメージを持ってください。力の伝わるインパクトの形ができると、飛球線後方から見たときに、左のお尻がたくさん見えるようになりますよ。
理想のインパクトの形は次の手順でもマスターできる。まず体の正面で両腕を伸ばして手を合わせ、右ヒジを曲げながら体を右にひねる。次にそのまま前傾して両手を体の正面に戻す

理想のインパクトの形は次の手順でもマスターできる。まず体の正面で両腕を伸ばして手を合わせ、右ヒジを曲げながら体を右にひねる。次にそのまま前傾して両手を体の正面に戻す

(この記事は2018年8月23日発売のALBA755号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|12分59秒



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1フェースローテーションの動き
2アウトサイドイン軌道で悩む方へのレッスン
3カットスイングの根本原因を改善するドリル
4力が伝わる!パワーインパクトドリル
5ビハインド・ザ・ボールは下半身で作る
6100切りには「出前持ちトップ」が効く
7ボールがつかまる〜重要なのは手先より肩
8ボールをつかまえる!インサイドスクエア軌道
9ボールをつかまえる特効薬〜前傾角度をキープ
10ダウンスイングの切り返しはおもちゃの刀でマスター
吉本 巧
よしもと・たくみ/80年生まれ。兵庫県出身。ゴルフ修行のため14歳で単身渡米して腕を磨いた。アメリカでプロ転向しミニツアーに参戦。2006年からは国内でレッスン活動を開始した。現在は完全マンツーマンレッスンの「銀座ゴルフアカデミー」の代表を務める。スイングだけでなく、クラブ、フィジカル、メンタルなど、あらゆる面でゴルファーをサポートしている。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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