【80切り】打ち急ぎ防止は、ボールの後ろで「つ」をなめらかに書く
80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。トップのポジションを意識するあまり、打ち急いだり、タイミングが合わなくなってしまったら“書道”のイメージで修正しよう。
配信日時:2020年7月17日 03時00分
「つ」を書くように、やや外側に上げて内側から下ろす
リズムよく振るためには、トップのポジションで止まるのではなく、スイングの通過点にしたい。最適なイメージは“書道”です。ボールの後方の地面に「つ」の文字を書くようにスイングしてみましょう。やや右上がりの「つ」をイメージすることがコツ。テークバックでクラブをやや外側に上げて、トップでループさせて内側から振り下ろします。
クラブをループさせると、トップの“間”ができる
手首をやわらかく使ってなめらかに書けば、トップのポジションで動きが止まったりすることなく、全体の流れやリズムが良くなります。また、クラブをループさせることによって、自然にトップの“間”と、スイングのやわらかさが生まれるわけです。もちろんこれはカット打ちの修正にも有効。スイング軌道を意図的にコントロールすることで、弾道の打ち分けもできるようになりますよ。
バックスイングで肩をヨコに回そうとすると、外側にクラブを上げるのが難しいので、左肩を下げるようにして、肩をタテに回していくのがポイント。スイングリズムがおかしくなったら、「つ」のイメージと覚えてください。
バックスイングで肩をヨコに回そうとすると、外側にクラブを上げるのが難しいので、左肩を下げるようにして、肩をタテに回していくのがポイント。スイングリズムがおかしくなったら、「つ」のイメージと覚えてください。
(この記事は2018年8月23日発売のALBA755号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|13分0秒
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1 | 右手1本打ちでタメの感覚を身につける |
2 | テークバックにおける両肩の正しい動かし方 |
3 | ラフからのリカバリーショット |
4 | フェアウェイバンカーは低い目線と左足体重がカギ |
五十嵐 雄二
いがらし・ゆうじ/ 68年生まれ。埼玉県出身。09年の公式戦「日本ゴルフツアー選手権」で40歳にしてツアー初優勝を達成。切れ味鋭いアイアンショットが武器。かつてジャック・ニクラスが愛用していたモデル、「ジョージ・ロー ウィザード600 スポーツマン」などクラシックパターを収集している。18年には、シニアツアーデビューを果たした
いがらし・ゆうじ/ 68年生まれ。埼玉県出身。09年の公式戦「日本ゴルフツアー選手権」で40歳にしてツアー初優勝を達成。切れ味鋭いアイアンショットが武器。かつてジャック・ニクラスが愛用していたモデル、「ジョージ・ロー ウィザード600 スポーツマン」などクラシックパターを収集している。18年には、シニアツアーデビューを果たした
連載
3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】