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【100切り】つかまったドローは、“うちわ”をひっくり返して覚える!

【100切り】つかまったドローは、“うちわ”をひっくり返して覚える!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。100切りゴルファーは飛ばしたい場面で、体を速く回転させようとしてスライスしがち。だから、“うちわ”でつかまる右腕の動きを覚えよう。

配信日時:2020年7月27日 12時00分

インパクトのギリギリまで、正面からピンクが見えるように手首の角度をキープ。そこから右腕を回して、正面から青が見えるようにフォローを出していく
インパクトのギリギリまで、正面からピンクが見えるように手首の角度をキープ。そこから右腕を回して、正面から青が見えるようにフォローを出していく

インパクト前後で、“うちわ”をひっくり返す

ボールをつかまえる第一歩はドロー回転をかけること。前回は“右手の甲”を意識したように、体から遠い位置にあるフェースを意識するよりも、できるだけ体の近い部分を意識するのが効果的です。季節は夏本番ということで、“うちわ”を使います。うちわの表裏をインパクト前とインパクト後でひっくり返します。

右手のヒラを地面に向けたまま、右腕を回転

右腕を内側に回す感覚は右肩の位置をキープしたほうがわかりやすい。左手で右腕を押さえ、右手のヒラを地面に向けたまま、右腕を内側に回転させる

右腕を内側に回す感覚は右肩の位置をキープしたほうがわかりやすい。左手で右腕を押さえ、右手のヒラを地面に向けたまま、右腕を内側に回転させる

このドリルのポイントは右腕。手首だけを返すのではなく、右腕全体を動かしていく。右手のヒラを地面に向けたまま、右腕を内側に回転させていきます。右利きにとって器用な右腕を積極的に使うことで、ボールは簡単につかまります。左利きの人は左腕を意識してもいいと思います。

“うちわ”からクラブに持ち替えて、ボールを前にすると、どうしても頭が左に突っ込んで打ちにいく動きが出る可能性があります。それだとフェースターンがうまく行われません。ボールを打つときにも頭が動かないように、打ち終わった後も頭を残す意識を持ってください。

どうしてもボールがつかまらない人は、体を使うことよりもまずは腕の動きを覚えること。手打ちの意識強めで練習してみてください。それでフックが出るようになってから、次の段階で体の動きを覚えるといいでしょう。
ボールを前にすると、頭が左に突っ込みがち。打ち終わった後も、頭を残す意識を持つと、フェースターンがスムーズにできる

ボールを前にすると、頭が左に突っ込みがち。打ち終わった後も、頭を残す意識を持つと、フェースターンがスムーズにできる

(この記事は2017年7月27日発売のALBA729号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
勝又優美
かつまた・ゆみ/神奈川県出身。身長168センチ。ゴルフ場で働いたことがきっかけで、ゴルフの魅力に取りつかれ、ティーチングプロを目指すことに。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、2013年にPGAティーチングプロA級取得。 KEN HORIO GOLF ACADEMY 有楽町ビームス&ウィンズステーションで、ゴルフの技術と楽しさを教えている。女性ならではの、きめ細やかなレッスンが人気
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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