ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【90切り】切り返しでコックを入れると、バンスが効いてダフらない!

【90切り】切り返しでコックを入れると、バンスが効いてダフらない!

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。アプローチでもショットでも、ダフらないためにはダウンブローにヘッドを入れたい。そのためには、手首のコックと、コックを入れるタイミングが重要になる。

配信日時:2020年7月29日 12時00分

小さな振り幅でも、ノーコックで打つとダフりやすい

ノーコックで打つと、すくい打ちになりやすく、ボールの手前にヘッドが落ちてしまう。これではダフリもトップも両方出る

ノーコックで打つと、すくい打ちになりやすく、ボールの手前にヘッドが落ちてしまう。これではダフリもトップも両方出る

スイングが小さくなると、パッティングのように腕と手首をガチガチに固めて打つ、ノーコックによって起こるミスが少なくないんです。もちろん、距離が短くなれば振り幅は小さくなりますが、どんな距離でも手首のコックは必要不可欠です。ノーコックで打つと、ボールの手前にヘッドが落ちてダフりやすいのです。

切り返しでコックを入れて、ヘッドを遅らせる

ヘッドの重みを感じながら、切り返しでコックを入れることで、ややダウンブローにヘッドが入ってバンスが使えるのでダフらない

ヘッドの重みを感じながら、切り返しでコックを入れることで、ややダウンブローにヘッドが入ってバンスが使えるのでダフらない

手首を使うタイミングは切り返し。ちょっとヘッドを遅らせるようにコックを入れることで、ヘッドが上から入ってクリーンに打てるのです。そうすることで、ウェッジのバンスが使えて、ヘッドの抜けが良くなります。
手首をやわらかく使って、切り返しでヘッドを遅らせるようにコックを入れるのがダフらないコツ。左手の小指、薬指、中指の3本でグリップを密着させる

手首をやわらかく使って、切り返しでヘッドを遅らせるようにコックを入れるのがダフらないコツ。左手の小指、薬指、中指の3本でグリップを密着させる

手とグリップに隙間がなくフィットしていることも、上手く手首を使ってダウンブローに打つコツ。左手の小指、薬指、中指の3本でヘッドの重さを感じながら、下半身から切り返すと、コックを使いながらやわらかくアプローチできます。

(この記事は2018年1月11日発売のALBA740号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
松本哲也
まつもと・てつや/71年生まれ。愛媛県出身。「感育〜感性を育てる上達術〜」で15年のPGAティーチングプロアワード最優秀賞を受賞。千葉県柏市にあるガーデン藤ヶ谷ゴルフレンジでレッスンを行っている。YouTubeのゴルフレッスンチャンネル、「ゴルフのトリセツ- Manuals Of Golf -」を配信中
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト