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    【80切り】深いラフほど「なで肩」で、首を長〜くしよう!

    80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。深いラフに入ると、抵抗に負けないようにと力みがち。だから芯を外してしまう。上体の力を抜いて「なで肩」にすると、グリーンに届くぞ!

    配信日時:2020年7月24日 03時00分

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    上体の力を抜いた「なで肩」で首を長くすることが、アドレスとインパクトのポイント。力んで「いかり肩」になると、肩が上がって手元が浮き、当たりが薄くなる
    上体の力を抜いた「なで肩」で首を長くすることが、アドレスとインパクトのポイント。力んで「いかり肩」になると、肩が上がって手元が浮き、当たりが薄くなる
    • 深いラフはどうしても力みがち。最初から力を入れるのではなく、ダウンスイングの右腰の高さくらいから力を入れると、ヘッドがボールまで届く
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    「いかり肩」だと、インパクトで手元が浮く

    深いラフにつかまると、つい力んでしまいますよね。肩や腕に力が入ると、いわゆる「いかり肩」のように肩が上がって、インパクトで手元が浮く。これがグリーンをとらえることができない、ミスヒットの大きな原因なんです。

    「なで肩」なら、沈んだラフの中までヘッドが届く

    深いラフはどうしても力みがち。最初から力を入れるのではなく、ダウンスイングの右腰の高さくらいから力を入れると、ヘッドがボールまで届く

    深いラフはどうしても力みがち。最初から力を入れるのではなく、ダウンスイングの右腰の高さくらいから力を入れると、ヘッドがボールまで届く

    そこで、アドレスでもインパクトでも「なで肩」をイメージしましょう。上体の力を抜き、両肩を下げて構えると首が長〜くなります。この首が長い状態を維持したままスイングするのです。こうすれば手元が浮かなくなり、インパクトでヘッドがボールまで届きます。体の背中側を意識して、「左右の肩甲骨を下げて打つ」イメージでもOKです。深いラフほど「なで肩」と覚えてください。

    (この記事は2018年10月25日発売のALBA759号に掲載されました)

    ■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
    ■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
    ■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
    五十嵐 雄二
    いがらし・ゆうじ/ 68年生まれ。埼玉県出身。09年の公式戦「日本ゴルフツアー選手権」で40歳にしてツアー初優勝を達成。切れ味鋭いアイアンショットが武器。かつてジャック・ニクラスが愛用していたモデル、「ジョージ・ロー ウィザード600 スポーツマン」などクラシックパターを収集している。18年には、シニアツアーデビューを果たした
    連載

    3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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