ヘッドをリリースする主役は左腕
アプローチでは「右手首の角度をキープ」とよく言われますが、この言葉に惑わされると上手くリリースができません。「右手首の角度をキープ」は正しくリリースできている人が、より方向性を重視したい時に使う表現。リリースできない人は、ヘッドが出ていかず、ダフリやトップのミスにつながります。
ヘッドをリリースする主役は左腕。左腕をクルッと回しながら、インパクトでヘッドが手元を追い越すように動かします。ヘッドが先行すればウェッジのバンスが使えるので、ダフリやトップは出ません。多少ボールの手前にヘッドが落ちても、バンスがヘッドを前に押し出してくれるので、ミスになりにくいのです。
ヘッドをリリースする主役は左腕。左腕をクルッと回しながら、インパクトでヘッドが手元を追い越すように動かします。ヘッドが先行すればウェッジのバンスが使えるので、ダフリやトップは出ません。多少ボールの手前にヘッドが落ちても、バンスがヘッドを前に押し出してくれるので、ミスになりにくいのです。
左手1本打ちでリリースの感覚を養う
練習としてオススメなのは、左腕1本で打つこと。器用な右手なら手先で打てても、不器用な左腕1本だと、腕全体を使ってヘッドをリリースしないと、ボールに当たりません。これで打てるようになれば、アプローチでダフることはなくなりますよ。
(この記事は2017年9月14日発売のALBA732号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
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合田 洋
ごうだ・ひろし/64年生まれ。兵庫県出身。94年の日本プロでジャンボ尾崎を1打差で振り切ってツアー初優勝。最終日の最終18番ホールで、ガードバンカーからパターを使ったパーセーブは伝説となっている。現在は「日本橋 GOLF BASE」を中心に、初心者から競技ゴルファーまで幅広くレッスンを行っている
ごうだ・ひろし/64年生まれ。兵庫県出身。94年の日本プロでジャンボ尾崎を1打差で振り切ってツアー初優勝。最終日の最終18番ホールで、ガードバンカーからパターを使ったパーセーブは伝説となっている。現在は「日本橋 GOLF BASE」を中心に、初心者から競技ゴルファーまで幅広くレッスンを行っている