ALBA Net  ゴルフ
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【80切り】“ボール位置”と“右肩”で、残り100ヤード前後の距離感を磨く

【80切り】“ボール位置”と“右肩”で、残り100ヤード前後の距離感を磨く

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。特に100ヤード前後の距離では、バーディを狙えるショットの精度がほしい。微妙な距離を打ち分けるには?

配信日時:2020年8月21日 12時00分

ボールを右サイドに置いて、キャリーを落とす

スタンスはややオープンにして、ボール位置を通常より半個から1個分、右サイドにセット。こうすると、ロフトが立って球の打ち出しが低くなり、キャリーを落とせる

スタンスはややオープンにして、ボール位置を通常より半個から1個分、右サイドにセット。こうすると、ロフトが立って球の打ち出しが低くなり、キャリーを落とせる

残り100ヤード前後の距離は、1〜2ヤード刻みでコントロールできるのが理想ですよね。それには次の2つのテクニックを使いましょう。1つはボールを右サイドに置いて、ハンドファーストの度合いを強くします。こうやって打ち出し角を低くして、球の高さを抑えると、キャリーが落ちる。つまり、球の高低で距離をコントロールするわけです。

右肩をゆっくり回して、ヘッドの走りを抑える

途中で右肩の回転が止まると、ヘッドが走って距離感をコントールしにくくなる。右肩を回すスピードを変えることで、ヘッドが走らず微妙な距離感を打ち分けられる

途中で右肩の回転が止まると、ヘッドが走って距離感をコントールしにくくなる。右肩を回すスピードを変えることで、ヘッドが走らず微妙な距離感を打ち分けられる

もう一つはダウンスイング以降、右肩をゆっくり回して、体の回転スピードを少し下げます。ショートアイアンやウエッジは、速く振るほどコントロールが難しくなるため、体の回転と腕の振りを一体にする感じで「ヘッドを走らせない」ことがコツ。これらのテクニックを組み合わせると、中途半端な距離にもうまく対応でき、ベタピンショットが打てますよ。
ヘッドを走らせないように右肩をゆっくり低く振り抜けば、通常より飛距離を落とすことができる

ヘッドを走らせないように右肩をゆっくり低く振り抜けば、通常より飛距離を落とすことができる

(この記事は2018年11月22日発売のALBA761号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
五十嵐 雄二
いがらし・ゆうじ/ 68年生まれ。埼玉県出身。09年の公式戦「日本ゴルフツアー選手権」で40歳にしてツアー初優勝を達成。切れ味鋭いアイアンショットが武器。かつてジャック・ニクラスが愛用していたモデル、「ジョージ・ロー ウィザード600 スポーツマン」などクラシックパターを収集している。18年には、シニアツアーデビューを果たした
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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