【80切り】“ボール位置”と“右肩”で、残り100ヤード前後の距離感を磨く
80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。特に100ヤード前後の距離では、バーディを狙えるショットの精度がほしい。微妙な距離を打ち分けるには?
配信日時:2020年8月21日 03時00分
ボールを右サイドに置いて、キャリーを落とす
残り100ヤード前後の距離は、1〜2ヤード刻みでコントロールできるのが理想ですよね。それには次の2つのテクニックを使いましょう。1つはボールを右サイドに置いて、ハンドファーストの度合いを強くします。こうやって打ち出し角を低くして、球の高さを抑えると、キャリーが落ちる。つまり、球の高低で距離をコントロールするわけです。
右肩をゆっくり回して、ヘッドの走りを抑える
もう一つはダウンスイング以降、右肩をゆっくり回して、体の回転スピードを少し下げます。ショートアイアンやウエッジは、速く振るほどコントロールが難しくなるため、体の回転と腕の振りを一体にする感じで「ヘッドを走らせない」ことがコツ。これらのテクニックを組み合わせると、中途半端な距離にもうまく対応でき、ベタピンショットが打てますよ。
(この記事は2018年11月22日発売のALBA761号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
五十嵐 雄二
いがらし・ゆうじ/ 68年生まれ。埼玉県出身。09年の公式戦「日本ゴルフツアー選手権」で40歳にしてツアー初優勝を達成。切れ味鋭いアイアンショットが武器。かつてジャック・ニクラスが愛用していたモデル、「ジョージ・ロー ウィザード600 スポーツマン」などクラシックパターを収集している。18年には、シニアツアーデビューを果たした
いがらし・ゆうじ/ 68年生まれ。埼玉県出身。09年の公式戦「日本ゴルフツアー選手権」で40歳にしてツアー初優勝を達成。切れ味鋭いアイアンショットが武器。かつてジャック・ニクラスが愛用していたモデル、「ジョージ・ロー ウィザード600 スポーツマン」などクラシックパターを収集している。18年には、シニアツアーデビューを果たした
連載
3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】