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    【90切り】チャックリが直る練習法 左足をクロスして、打ったら踏み出す!

    90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。一度出たら、止まらなくなるチャックリ。左足をクロスさせるドリルで克服しよう。

    配信日時:2020年8月26日 03時00分

    • レッスン
    目次 / index
    • 左足体重で構えて左足の上でバックスイングすると、ダウンスイングからフォローでは右足体重になりやすい。この「リバースピボット」がチャックリの原因
    • キャリー20ヤードのアプローチでも、フルショットと同じようにバックスイングでは右股関節の上で体を回し、切り返し以降は左足に体重移動する
    • 左足を右足の前にクロスさせて構え、インパクト後に左足を一歩踏み出す。右足に体重を残すと当たらないので、このドリルを繰り返すと「リバースピボット」が直る
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    「リバースピボット」がチャックリの原因

    左足体重で構えて左足の上でバックスイングすると、ダウンスイングからフォローでは右足体重になりやすい。この「リバースピボット」がチャックリの原因

    左足体重で構えて左足の上でバックスイングすると、ダウンスイングからフォローでは右足体重になりやすい。この「リバースピボット」がチャックリの原因

    アプローチでチャックリしてしまう原因は、バックスイングで左足体重、インパクトで右足体重になる「リバースピボット」です。アプローチでは、アドレスで左足体重という決めごとがありますが、左足の上で体を回してしまうと、ダウンスイング以降、右足に乗りやすくなってしまうのです。

    アプローチでも右から左に体重移動を行う

    キャリー20ヤードのアプローチでも、フルショットと同じようにバックスイングでは右股関節の上で体を回し、切り返し以降は左足に体重移動する

    キャリー20ヤードのアプローチでも、フルショットと同じようにバックスイングでは右股関節の上で体を回し、切り返し以降は左足に体重移動する

    振り幅の小さいアプローチであっても、バックスイングは右股関節の上でターンし、それをダウンスイングでは左サイドから引っ張っていくのが理想。右から左の体重移動を行うべきなのです。

    左足をクロスさせると、右足体重ではミートできない

    左足を右足の前にクロスさせて構え、インパクト後に左足を一歩踏み出す。右足に体重を残すと当たらないので、このドリルを繰り返すと「リバースピボット」が直る

    左足を右足の前にクロスさせて構え、インパクト後に左足を一歩踏み出す。右足に体重を残すと当たらないので、このドリルを繰り返すと「リバースピボット」が直る

    「リバースピボット」を解消するために、左足を前にして足をクロスさせ、打ったら左足を踏み出すドリルを試してみてください。体重が右に残ればミートできずに、足も踏み出せません。普通のアドレスに戻して同じ感覚で打つと、グリーン周りでチャックリが出なくなりますよ。

    (この記事は2017年8月24日発売のALBA731号に掲載されました)

    ■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
    ■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
    ■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
    合田 洋
    ごうだ・ひろし/64年生まれ。兵庫県出身。94年の日本プロでジャンボ尾崎を1打差で振り切ってツアー初優勝。最終日の最終18番ホールで、ガードバンカーからパターを使ったパーセーブは伝説となっている。現在は「日本橋 GOLF BASE」を中心に、初心者から競技ゴルファーまで幅広くレッスンを行っている
    連載

    3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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