【90切り】チャックリが直る練習法 左足をクロスして、打ったら踏み出す!
90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。一度出たら、止まらなくなるチャックリ。左足をクロスさせるドリルで克服しよう。
配信日時:2020年8月26日 03時00分
「リバースピボット」がチャックリの原因
アプローチでチャックリしてしまう原因は、バックスイングで左足体重、インパクトで右足体重になる「リバースピボット」です。アプローチでは、アドレスで左足体重という決めごとがありますが、左足の上で体を回してしまうと、ダウンスイング以降、右足に乗りやすくなってしまうのです。
アプローチでも右から左に体重移動を行う
振り幅の小さいアプローチであっても、バックスイングは右股関節の上でターンし、それをダウンスイングでは左サイドから引っ張っていくのが理想。右から左の体重移動を行うべきなのです。
左足をクロスさせると、右足体重ではミートできない
「リバースピボット」を解消するために、左足を前にして足をクロスさせ、打ったら左足を踏み出すドリルを試してみてください。体重が右に残ればミートできずに、足も踏み出せません。普通のアドレスに戻して同じ感覚で打つと、グリーン周りでチャックリが出なくなりますよ。
(この記事は2017年8月24日発売のALBA731号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
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合田 洋
ごうだ・ひろし/64年生まれ。兵庫県出身。94年の日本プロでジャンボ尾崎を1打差で振り切ってツアー初優勝。最終日の最終18番ホールで、ガードバンカーからパターを使ったパーセーブは伝説となっている。現在は「日本橋 GOLF BASE」を中心に、初心者から競技ゴルファーまで幅広くレッスンを行っている
ごうだ・ひろし/64年生まれ。兵庫県出身。94年の日本プロでジャンボ尾崎を1打差で振り切ってツアー初優勝。最終日の最終18番ホールで、ガードバンカーからパターを使ったパーセーブは伝説となっている。現在は「日本橋 GOLF BASE」を中心に、初心者から競技ゴルファーまで幅広くレッスンを行っている
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】