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【90切り】“3歩の距離”で、アプローチの基準を作ろう!

【90切り】“3歩の距離”で、アプローチの基準を作ろう!

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。距離感が安定しない人は、切り返しで力が入っているかも。“3歩の距離感”で力みを解消しよう。

配信日時:2020年9月2日 12時00分

距離が短すぎて練習場で打つのはもったいないという人も、3歩の距離なら家でも練習できる。何か目標物を置いて、確実に3歩先に落とせるようになろう
距離が短すぎて練習場で打つのはもったいないという人も、3歩の距離なら家でも練習できる。何か目標物を置いて、確実に3歩先に落とせるようになろう

切り返しで手を使わなくても、“3歩のキャリー”なら打てる

アプローチは振り幅で距離を打ち分けるのがシンプル。しかし、「振り幅は同じなのに、距離が揃わない」と悩んでいる人が少なくないんです。原因は切り返しで手を使い、力加減が変わってしまっているから。これでは同じ振り幅でも、距離感は狂ってしまいます。

改善策は“3歩の距離”の反復練習。たった3歩先にキャリーで落とすだけなので、力は要りませんよね。だから切り返しでの余計な手の力みがなくなります。後は、この上げて下ろす感覚のまま振り幅を大きくするだけ。腰から腰でどれだけ飛ぶのか、自分の距離の“ものさし”を作りましょう。
3歩の距離感は、時計の文字盤でいうと7時から5時の振り幅くらい。短い距離でも手先は使わずに体の回転で打つ
ヘッドを真っすぐ出そうとすると、体の回転が止まって手を使ってしまう。これではアプローチの距離感は身に付かない
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3歩の距離感は、時計の文字盤でいうと7時から5時の振り幅くらい。短い距離でも手先は使わずに体の回転で打つ
(この記事は2017年4月13日発売のALBA722号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
田崎敏紀
たざき・としのり/70年生まれ。千葉県出身。高校卒業後にゴルフをはじめ、00年にプロテスト合格。国内男子ゴルフの下部ツアーや、レギュラーツアーの「サントリーオープン」に出場経験がある。現在は東京目黒区にある「スイング碑文谷」を中心にレッスン活動中。スイングだけでなく、プレーヤーとしての視点からスコアの作り方も教えてくれる
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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