ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【80切り】“スプリットハンド”ドリルで、アーリーリリースが直る

【80切り】“スプリットハンド”ドリルで、アーリーリリースが直る

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。ダフリやうすい当たりで、バーディチャンスになかなかつかない人は、インパクトのイメージを変える必要がある。

配信日時:2020年9月4日 12時00分

インパクトでは、アドレスよりも右肩が下がる

インパクトはアドレスよりもハンドファーストになるので、右肩が下がるのが自然。左足体重なら右肩が下がっても、ダフらずにクリーンヒットできる
インパクトをアドレスの形に近づけようとすると、右ヒジが伸びてハンドレイトに。これではスイングの最下点がボールの右(手前)になり、ダウンブローに打てない
1 / 2
インパクトはアドレスよりもハンドファーストになるので、右肩が下がるのが自然。左足体重なら右肩が下がっても、ダフらずにクリーンヒットできる
「インパクトはアドレスの再現」という教えは、初心者にとってはわかりやすくて有効ですが、70台を目指すなら、より正確な知識とイメージが必要になります。アドレスに比べてインパクトは、左足体重になりハンドファーストに。右肩はやや下がるのが正しい形です。

左右の手を離して握り、右ヒジを体につけて振り下ろす

左手はそのままで、右手はシャフトを握ったスプリットハンドで振る。こうすると、右ヒジが伸びて手首のコックが早くほどけるアーリーリリースになりにくい

左手はそのままで、右手はシャフトを握ったスプリットハンドで振る。こうすると、右ヒジが伸びて手首のコックが早くほどけるアーリーリリースになりにくい

このインパクトイメージをマスターするためには、左右の手を離して振る“スプリットハンド”ドリルがオススメ。バックスイングで右ヒジをたたんだら、その右ヒジを体につける感じで振り下ろします。左ワキは締めず、体重を左足に乗せながら体を右に傾けるのがコツ。こうするとダフリやうすい当たりの原因となるアーリーリリースが直るうえに、ハンドファーストでダウンブローに打つ感覚がつかめますよ。
スプリットハンドドリルで、ハンドファーストのインパクトを練習しよう。スイングの最下点がボールの左(先)になり、ダウンブローに打つ感覚がつかめる

スプリットハンドドリルで、ハンドファーストのインパクトを練習しよう。スイングの最下点がボールの左(先)になり、ダウンブローに打つ感覚がつかめる

(この記事は2019年4月25日発売のALBA771号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|3分33秒



GOLF Net TVで工藤広治レッスン・全9話無料配信
1手を離して振れば、正しい腕の動きがわかる!
2ショットの精度が高まる体操を伝授
3ダウンブローはシャフトを正しくしならせる
4シャットに上げて正しいインパクトを作る
5夏ラフを攻略する
6ツマ先下がりの打ち方〜ヒザ曲げは× 深い前傾は〇
7低いボールは左手の甲を下に向ける
8ショートアイアンは高いトップが肝
9左ヒザが伸びるのが正しいインパクト
工藤広治
くどう・こうじ/73年生まれ。茨城県出身。最先端のスイング理論に精通。茨城県を中心にレッスン活動を行い、これまでに3000人以上の悩めるゴルファーを上達に導いた。アメーバブログ「ゴルフ諸行無常」で頻繁に情報を発信している。工藤ゴルフスクール代表
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト