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【100切り】フックが止まらなくなったら、左足下がりで素振りをしよう!

【100切り】フックが止まらなくなったら、左足下がりで素振りをしよう!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。ラウンド中に突如止まらなくなったフック。左が怖くて右に押し出す前に、ティイングエリアの斜面を使って即効解決しよう。

配信日時:2020年9月7日 12時00分

ティイングエリアの傾斜を利用して、左足下がりのライから傾斜に沿って素振りを繰り返す
ティイングエリアの傾斜を利用して、左足下がりのライから傾斜に沿って素振りを繰り返す

ティイングエリアの傾斜を利用する

ラウンド中にスイングを修正するのはプロでも難しいものです。ひとつ直すと、別のところがおかしくなったりして修正しきれません。フックが出たときも同様で、左が出ないように当てにいったりすると、今度は右プッシュが出るようになります。そんなときにオススメしたいのが左足下がりでの素振り。フックが出たらティイングエリアの左足下がりの傾斜から、何度か素振りをしましょう。

背骨が右に傾くとフックが出やすい

軸が右に倒れたまま打つと、スイングが過度なインサイド・アウトのアッパー軌道に。本能的に右に飛ぶのがわかるため、手を返してフックが出てしまう

軸が右に倒れたまま打つと、スイングが過度なインサイド・アウトのアッパー軌道に。本能的に右に飛ぶのがわかるため、手を返してフックが出てしまう

フックが出る主な理由は、背骨の軸が右に傾き過ぎるから。アッパー軌道でボールをつかまえにいくことになった結果、つかまりすぎてしまうのです。左足下がりでバランスよく振るには、軸を右に傾けられません。すなわち、左足体重で傾斜に沿って振ればオートマチックに軸の傾きが矯正されます。左OBが気になるホールでは、打つ前に左足下がりのライを探して、素振りをしておくのもいいでしょう。また、ボール位置がセンター寄りにあるとフックしやすいので、左足寄りにボールを置くのも即効性がありますよ。
左足下がりでは背骨の軸が右に傾くと、傾斜に沿ってスイングできない。傾斜に沿った素振りを繰り返すうちに軸の傾きが修正される

左足下がりでは背骨の軸が右に傾くと、傾斜に沿ってスイングできない。傾斜に沿った素振りを繰り返すうちに軸の傾きが修正される

(この記事は2019年12月26日発売のALBA787号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分25秒



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1正しいアドレス〜フック・スライスはアドレスで直す
2スライス修正〜フェースターンを覚えるドリル
3フック修正〜左足下がりで軸を真っすぐに!
4テンプラ修正〜左足カカト上げで体が突っ込まない
5正しいグリップ〜右手はヨコから生命線で握る
6スライス撲滅〜絶対にフェースが開かないドリル
7ティショットのミスを減らすには構えて3秒以内に打つ
難波健太朗
なんば・けんたろう/73年生まれ。山口県出身。瀬戸内高校、専修大を経て2001年にプロ転向。04年の日本プロゴルフ選手権でツアーデビューを果たした。現在は専修大学の先輩、藤田寛之校長のもと「ヤマハゴルフスクール」でヘッドコーチを務めている。葛城GC所属
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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