オープンスタンスは、ベアグラウンドでは大ケガにつながる
アプローチには、「目標に対してオープンに立つ」というセオリーがあります。ただ、これが実はクセモノ。オープンに立ってもクラブが上から入れば問題ありませんが、目標への意識が強くクラブを目標へ振ってしまうと、インサイド・アウト軌道になります。右肩が下がってヘッドが下から入り、ダフりやすいんです。良いライならまだしも、雨でぬかるんだライや、芝が薄いベアグラウンドでは、大ケガを招きます。
1ピン右を向いて目標に振ると、クリーンに打てる
ライが悪く「ボールだけをきれいに打ちたい」と思ったときは、オープンスタンスを取らずに、1ピン右を向いてクローズスタンスで構えましょう。右を向いて目標に振れば、軌道はアウトサイド・イン。右肩が下がらないのでヘッドが上から入り、ボールに直接コンタクトしやすくなるのです。
(この記事は2017年4月27日発売のALBA723号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
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田崎敏紀
たざき・としのり/70年生まれ。千葉県出身。高校卒業後にゴルフをはじめ、00年にプロテスト合格。国内男子ゴルフの下部ツアーや、レギュラーツアーの「サントリーオープン」に出場経験がある。現在は東京目黒区にある「スイング碑文谷」を中心にレッスン活動中。スイングだけでなく、プレーヤーとしての視点からスコアの作り方も教えてくれる
たざき・としのり/70年生まれ。千葉県出身。高校卒業後にゴルフをはじめ、00年にプロテスト合格。国内男子ゴルフの下部ツアーや、レギュラーツアーの「サントリーオープン」に出場経験がある。現在は東京目黒区にある「スイング碑文谷」を中心にレッスン活動中。スイングだけでなく、プレーヤーとしての視点からスコアの作り方も教えてくれる