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【80切り】肩甲骨と股関節を近づける“クロス体操”で、ダウンブローが簡単になる!

【80切り】肩甲骨と股関節を近づける“クロス体操”で、ダウンブローが簡単になる!

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。体の可動域が狭く制限されたまま、間違った動かし方をしていると、好不調の波は大きくなる。ダウンブローが簡単になるストレッチを学ぼう。

配信日時:2020年9月11日 12時00分

上体を回して倒しながら左手で右ツマ先を触ることで、左肩甲骨を右股関節に近づけていく。左右反対の動きも行う
上体を回して倒しながら左手で右ツマ先を触ることで、左肩甲骨を右股関節に近づけていく。左右反対の動きも行う

対角にある肩甲骨と股関節を近づけて、可動域を広げる

体の使い方が多少間違っていてもそこそこのスコアは出せますが、80切りは困難です。体の可動域が狭いままでは理想的な動きはいつまでもできません。コンスタントに80切りを目指すなら可動域を広げておきたい。そこでダウンブローが簡単になる“クロス体操”を紹介します。

まず足を肩幅に広げて腕を真横に伸ばします。そして、左手で右ツマ先を触るように上体を回しながら倒していきます。コツは右のお尻を後方に引きながら、左肩甲骨と右股関節を近づけること。これはバックスイングの深い捻転につながります。

体操と同じ動きで、深い捻転とダウンブローが実現する

“クロス体操”のワキ腹の動きを意識してクラブを振れば、深い捻転とダウンブローのインパクトが実現。再現性がアップして80切りの可能性が高まる

“クロス体操”のワキ腹の動きを意識してクラブを振れば、深い捻転とダウンブローのインパクトが実現。再現性がアップして80切りの可能性が高まる

今度は反対に、右手で左ツマ先を触るように体の動きをクロスさせます。左のお尻を後方に引いたときに、左股関節で体重を感じ、右ワキ腹が縮む感覚があればOK。右肩甲骨と左股関節をしっかり近づけることで、ダウンブローのインパクトが作りやすくなります。
インパクトでは右ワキ腹が縮んで右肩が低くなるのが正しい動き。右肩が高いとダウンブローに打てない

インパクトでは右ワキ腹が縮んで右肩が低くなるのが正しい動き。右肩が高いとダウンブローに打てない

(この記事は2019年5月9日発売のALBA772号に掲載されました)

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1手を離して振れば、正しい腕の動きがわかる!
2ショットの精度が高まる体操を伝授
3ダウンブローはシャフトを正しくしならせる
4シャットに上げて正しいインパクトを作る
5夏ラフを攻略する
6ツマ先下がりの打ち方〜ヒザ曲げは× 深い前傾は〇
7低いボールは左手の甲を下に向ける
8ショートアイアンは高いトップが肝
9左ヒザが伸びるのが正しいインパクト
工藤広治
くどう・こうじ/73年生まれ。茨城県出身。最先端のスイング理論に精通。茨城県を中心にレッスン活動を行い、これまでに3000人以上の悩めるゴルファーを上達に導いた。アメーバブログ「ゴルフ諸行無常」で頻繁に情報を発信している。工藤ゴルフスクール代表
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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