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【80切り】ショートアイアンの引っかけ防止は、トップを高くする

【80切り】ショートアイアンの引っかけ防止は、トップを高くする

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。上級者になると、スライスよりも左へのミスが多くなる。特にショートアイアンの引っかけは致命的なミスになるので、しっかりケアしておきたい。

配信日時:2020年9月18日 12時00分

フラットなプレーンで手元が低く上がるドライバーに対し、ショートアイアンはアップライトなプレーンで手元を高く上げていく
フラットなプレーンで手元が低く上がるドライバーに対し、ショートアイアンはアップライトなプレーンで手元を高く上げていく

短いクラブほど、アップライトな軌道をイメージ

ショートアイアンの引っかけを防ぐには、アップライトなスイングプレーンをイメージし、トップ・オブ・スイングの手の位置をより高くします。ショートアイアンをドライバーのようにフラットな軌道で振ると、インパクトでクラブが下から入りやすくなり、引っかけてしまうので注意しましょう。

左ワキ腹を縮めて、トップの手の位置を高くする

左ワキ腹を縮めて上体を左に傾けながら体を回すと、手元が高く上がる。反対に左ワキ腹が伸びたまま肩をレベルに回すと手元は低くなる

左ワキ腹を縮めて上体を左に傾けながら体を回すと、手元が高く上がる。反対に左ワキ腹が伸びたまま肩をレベルに回すと手元は低くなる

バックスイングでは左ワキ腹を縮めて左肩を下げながら、手を高く上げる。こうやってクラブを上げる角度をアップライトにするのがポイントです。

ビギナーには「スイングは1つ」と教えますが、それはシンプルで分かりやすいから。80切りを目指すなら、クラブの長さやライ角、アドレスの前傾角度を踏まえたうえで、トップの高さをコントロールすることも重要です。
高いトップから、ダウンスイングでクラブが寝ないようにタテに振り下ろせば、引っかけは出ない

高いトップから、ダウンスイングでクラブが寝ないようにタテに振り下ろせば、引っかけは出ない

(この記事は2019年8月8日発売のALBA778号に掲載されました)

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1手を離して振れば、正しい腕の動きがわかる!
2ショットの精度が高まる体操を伝授
3ダウンブローはシャフトを正しくしならせる
4シャットに上げて正しいインパクトを作る
5夏ラフを攻略する
6ツマ先下がりの打ち方〜ヒザ曲げは× 深い前傾は〇
7低いボールは左手の甲を下に向ける
8ショートアイアンは高いトップが肝
9左ヒザが伸びるのが正しいインパクト
工藤広治
くどう・こうじ/73年生まれ。茨城県出身。最先端のスイング理論に精通。茨城県を中心にレッスン活動を行い、これまでに3000人以上の悩めるゴルファーを上達に導いた。アメーバブログ「ゴルフ諸行無常」で頻繁に情報を発信している。工藤ゴルフスクール代表
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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