【100切り】芯に当たらない人は、アドレスをチェック! 手元は体から“コブシ1個半”空けよう
100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。アドレスで左右のボール位置は気にするけど、ボールとの距離はおろそかにしがち。なかなか芯に当たらない人は、体と手元の距離が遠すぎるかも。
配信日時:2020年9月21日 03時00分
アドレスでの手元の位置が、スイングに影響する
アドレス時の体と手元の間隔に気をつけるだけで、ドライバーの精度は上がります。というのも、インパクトで体がボール方向に突っ込んでしまう人は、アドレスで手元が体から離れすぎ。逆に、手元が詰まって体が伸び上がってしまう人は、アドレス時に手元が体に近すぎる傾向があるのです。前者では重心がツマ先寄りになって前のめりに、後者ではカカト寄りになってのけ反るスイングになりやすい。だから芯に当たらないし、真っすぐ飛ばない。体と手元の距離はコブシ1個半くらいが理想です。
手を真下に垂らして握ると、足の真ん中に重心が乗る
手元の位置を正しい場所にセットするためには、前傾したら手を真下に垂らし、その位置でグリップすること。こうすると手と体の間隔が適度になり、足の真ん中に重心が乗った良いアドレスになります。この時の体と手元の距離はコブシ1個半から2個の間が目安。この手元の位置でアドレスすると、クラブを押したり引いたりする動作も抑えられます。芯に当たるようになって打点のバラつきが収まり、出球の方向が安定してくるはずです。
(この記事は2020年1月9日発売のALBA788号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|4分17秒
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1 | 正しいアドレス〜フック・スライスはアドレスで直す |
2 | スライス修正〜フェースターンを覚えるドリル |
3 | フック修正〜左足下がりで軸を真っすぐに! |
4 | テンプラ修正〜左足カカト上げで体が突っ込まない |
5 | 正しいグリップ〜右手はヨコから生命線で握る |
6 | スライス撲滅〜絶対にフェースが開かないドリル |
7 | ティショットのミスを減らすには構えて3秒以内に打つ |
難波健太朗
なんば・けんたろう/73年生まれ。山口県出身。瀬戸内高校、専修大を経て2001年にプロ転向。04年の日本プロゴルフ選手権でツアーデビューを果たした。現在は専修大学の先輩、藤田寛之校長のもと「ヤマハゴルフスクール」でヘッドコーチを務めている。葛城GC所属
なんば・けんたろう/73年生まれ。山口県出身。瀬戸内高校、専修大を経て2001年にプロ転向。04年の日本プロゴルフ選手権でツアーデビューを果たした。現在は専修大学の先輩、藤田寛之校長のもと「ヤマハゴルフスクール」でヘッドコーチを務めている。葛城GC所属
連載
3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】