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【80切り】インパクトの詰まりを解消 “左ツマ先”を浮かせて、振り抜きを良くしよう!

【80切り】インパクトの詰まりを解消 “左ツマ先”を浮かせて、振り抜きを良くしよう!

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。インパクトで体の回転が止まって詰まると、伸び上がって力が逃げてしまう。下半身の動きを修正するには?

配信日時:2020年10月2日 12時00分

ダウンスイングから、左足親指を中心に左足内側がめくれ上がるように浮かせる。フィニッシュまでカカト体重をキープしよう
ダウンスイングから、左足親指を中心に左足内側がめくれ上がるように浮かせる。フィニッシュまでカカト体重をキープしよう

左ヒザが伸びて、クラブを振り抜くスペースができる

インパクトの詰まりを解消するには、ダウンスイング以降、「左ツマ先を浮かせながらボールを打つ」ドリルが効果的です。左足内側をめくり上げるようにツマ先を浮かせると、体重がカカト側に移り、左ヒザが伸びます。結果として、フトコロが広くなり、クラブを振り抜くスペースができるのです。また、左股関節が入った状態で腰が正しく回って、下半身全体の動きが良くなります。

左ツマ先を浮かせながら、クリーンヒットできればOK

左ツマ先を浮かせて左ヒザを伸ばせばフトコロが広くなり、クラブを振り抜くスペースができる。ツマ先体重のままだとフトコロが狭くなり、インパクトで詰まって体が起き上がってしまう

左ツマ先を浮かせて左ヒザを伸ばせばフトコロが広くなり、クラブを振り抜くスペースができる。ツマ先体重のままだとフトコロが狭くなり、インパクトで詰まって体が起き上がってしまう

体の構造上、ツマ先側に体重が乗っていると左ヒザが伸びません。インパクトで左ヒザが曲がったままだと左股関節が入らないため、腰の回転が鈍くなったり体が起き上がったりしてしまうのです。ツマ先を浮かせながらショートアイアンでフルスイングをして、ボールをクリーンヒットできれば合格ですよ。
上体を右に傾けつつ左ツマ先を浮かせて、左股関節を意識しながら腰を回すと、正しい動きを体感できる
肩をレベルに回そうとすると、左ヒザが伸びず、左股関節が正しく使えない
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上体を右に傾けつつ左ツマ先を浮かせて、左股関節を意識しながら腰を回すと、正しい動きを体感できる
(この記事は2019年8月22日発売のALBA779号に掲載されました)

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1手を離して振れば、正しい腕の動きがわかる!
2ショットの精度が高まる体操を伝授
3ダウンブローはシャフトを正しくしならせる
4シャットに上げて正しいインパクトを作る
5夏ラフを攻略する
6ツマ先下がりの打ち方〜ヒザ曲げは× 深い前傾は〇
7低いボールは左手の甲を下に向ける
8ショートアイアンは高いトップが肝
9左ヒザが伸びるのが正しいインパクト
工藤広治
くどう・こうじ/73年生まれ。茨城県出身。最先端のスイング理論に精通。茨城県を中心にレッスン活動を行い、これまでに3000人以上の悩めるゴルファーを上達に導いた。アメーバブログ「ゴルフ諸行無常」で頻繁に情報を発信している。工藤ゴルフスクール代表
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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